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白浜温泉アの湯、川湯温泉協同浴場、湯の峰温泉つぼ湯

               

 

 

4日(水)  紀伊旅行二日目

 白浜といえばやっぱり海に面した温泉だ。ここは、有名なアの湯だ。普段であれば海水をまじかにで温泉を楽しめるはずだったが、今回は満潮時であり、下の湯舟には波が大きくかぶっている状態で入浴不能だった。でも、こんな海岸なのにいい湯室だった。源泉の温度も高く。しっかりと涌いていた。

白浜付近での宿泊は、田辺市の民宿市松だ。老夫婦が経営する数組限定の家族的民宿だった。こういった漁港の民宿は漁師さんがやっているところが多いが、ここもそう。釣ってきた魚をさばいて出してくれる。すべて地のものだということで、臭みもなく、マイルドないい味だ。紀伊で食べた魚は皆香りがわかるほどにたんぱくでうまい。この老夫婦にも、本宮近くの熊野古道は二日にわけることはないと言われた。翌々日は雨との予想だったので、翌日に2コースを回ることにした。

5日(木)  紀伊旅行三日目

 宿泊は川湯温泉の旅館だ。川沿いにこんな風に建てられていて、特に朝は川のせせらぎと小鳥のさえずり、かわいいカエルの鳴き声の合唱。ホテルを少し川沿いに歩くと中央写真のように共同の露天風呂がある。冬は川全体が露天風呂になるという(ホントか?)。でも、今はちょっとぬるすぎる。川向うはあったかいよとのアドバスももらったが、ちょっと挑戦する気持ちにはならなかった。

下写真はホテルの露天風呂。ここはきっちり管理されているので、安心してゆっくり浸かれる。カップルがほとんどの炉混浴露天風呂だった。でも、最近は女性は浴衣とか言ってひどい服を着て入る。こりゃひどい世の中になったもんだ。

 

6日(金)  紀伊旅行最終日

 最終日は今回の旅目的の半分を占める湯の峰温泉のつぼ湯にはいることだ。何回か地元の人にも込み具合を聞いたが、まず行ってすぐに入れることはないとのこと。必ず何組か30分ごとの入浴時間でその場で入浴をまたねばならないとのことだった。まあ、五分五分の確立かと思っていたが、なんと行ってみると待つべきは2組だけだった。最高にラッキーだった。しかも最初はもうすぐにできてきたので、実質30分ほどの待ち時間。つぼ湯近くの待合場所ですぐに時間は過ぎた。ここは小さな温泉街で、駐車場から30mほど歩く(左写真)と、すぐに小川迎えに公衆浴場のチケット販売する場所(中央写真)があり、ここで、待ちのルールと状況を教えらえる。そしてつぼ湯付近で待機していればいい。

 

下写真のように雰囲気は最高で、入ってみるとまたびっくり。これほどの湯質は他で出会ったことはない。しかもこの湯の色。さすが日本最古の温泉であり、世界遺産の温泉だ。この湯のこなれ具合は不思議だ。落ち着いた湯なのに、入ると患部(今回は肘)に血液があつまって、ここを治すんだよって教えてくれる。不思議な温泉だ。

入浴チケット二人で770円の中には内湯の薬湯の入浴もふくまれている。良心的だ。まあ入れるだけでもラッキーだったが、おそらくこの治癒力のおかげで帰りの運転も大して苦しむことなく無事に帰ることができた。