7日(日) ニセコ温泉&登山初日
朝は久々に8時まで寝ていた。これまでの遠距離トレックとOB戦、宴会の疲れが出たようだ。今日からは100年祭と別れ、奥さんとのニセコ旅行だ。まずは恵庭までレンタカーにて向い、お土産用の海鮮を購入し、発送。そして、支笏湖東岸の支笏湖温泉のリゾートスパ水の詩にて温泉&ランチバイキング。ここは地元の人に人気だそうだが、ランチは清楚で料理法は上手いが、特に目新しいものはなかった。風呂は綺麗で空いてる、湯室は弱アルカリの単純炭酸水素ナトリウム泉だ。スッキリ目のお湯だが特徴はない。まずは温泉1件目。次は支笏湖南岸を進み、ニセコ昆布温泉に向った。宿泊先はニセコ昆布温泉甘露の森、多分歴史の浅いホテルだろう、施設的には文句はないし、料理もよくできたセンスの良いものだったが、従業員の教育がちと甘すぎる。そうは言っても同クラスのホテルに比べ圧倒的な安さなので問題はない。湯質は 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・ 炭酸水素塩温泉(硫化水素型) (低張性中性高温泉) 。カルシウム成分があり、噴出口からも距離があり、湯はこなれていて、硫黄も入ってくるのでずっと効きのいい温泉らしいお湯だ。特に肩を痛めた俺には最高だった。 ただ、自慢の露天風呂は修理中で使用不可。その代わりに3ホテルの共通券が貰え、自由に他の2ホテルの温泉に浸かることができる。なので早速夕食前にまずは近くのホテルのニセコアンヌプリ温泉湯心亭に徒歩で行ってみた。ここは、宿泊先の甘露の森と同じ湯質だった。それでも露天風呂が使えたので広々とのんびり運転の疲れを癒すことができた。もう一軒はさすがに三軒の温泉に入ったばかりなので明日にすることにした。
8日(月) ニセコ温泉&登山二日目
さて、4連休も最終日となった。朝食バイキンを食べたあとは、奥さんの意向に沿い、イワオノプリ登山となった。今回はカジュアルシューズしかなかったので、少し不安はあったが、往復3時間との事なので行ってみた。登山口はニセコ五色温泉のすぐ近くだった。登山口でも硫黄のにおいがする。登り始めは長い急登階段や登山道が狭く、草木の露にぬれる、クマ出没の看板に迫力があるなど、引き返しを考えたが、30分もすると快適な登山道になる。また、山頂もくっきり見えるので左からの稜線はすごく気持ちよさそうで、こりゃさすが奥さん良い山見つけたななど思っていたが、なんと奥さんのシューズのソールの溝が剥がれ落ちた。さすがカジュアルシューズ、登山には使えないんだな。ってことで頂上をまじかにして、引き返すことにした。下山後は五色温泉に入ることにした。ここは噴出孔の近くなのでお湯に力があり荒い、これは若い時には好きだったが、年取った今の体には刺激が強すぎる。成分は甘露の湯と同様だがやはり硫黄成分は多く含まれる。あまり長くゆっくり入るお湯ではないようだ。さて、空港に向かうにはまだ早いのでもう一度昆布温泉にもどり、最後の一軒ニセコ温泉いこいの湯宿いろはに入った。ここもやはり昆布温泉と同様の湯質だが、露天風呂のスケールが大きく、掃除終了直後だったせいかものすごく清潔感のある風呂だった。さて、空港に向け出発したが昼食後はラーメンを食べておこうとの話となり千歳のラーメン屋に向い閉店前に着いたがなんと本日麺完売のため閉店との事。しかたないので空港で食べた。さて、この二日間で5軒の温泉に入ってきた。でも何か満足感はない。理由は、山頂手前で引き返した登山、混浴露天風呂がなくなっていた五色温泉、地元のうまいラーメン屋に入れなかった。この三点に尽きる。成田到着後電車の遅れなどもあり、帰宅したのは12時過ぎ、さすがに翌日の出勤は午後からにした。

