13日(日) 大型お盆連休3日目 車中泊旅初日 温泉6、観光地15、山あり、海ありの海鮮三昧
午前はお盆で今は住む人のない実家に帰り、お盆の準備をする。昼間際にお寺に行き、決められた段取りで盆迎えの儀式を行う。でも省略形なので、盆迎えの塔婆代も支払い、セットはお願いした。こうした儀式は代々続いていくんだろうか。それとも俺の代限りになるのかな。でも、歳を取るとこうした行為にも何か意味を見出し、自問自答のきっかけになる。こうしてこれまでも、これからも続いていくのかもしれない。さて、車中泊の旅はまず苗場山に向けて出発だ。途中昼飯に寄った前橋の翔鶴っていうラーメン屋さんのはうまかった。煮干しだしで澄んだ味。佐野ラーメン程すっきりはしていないが、適度なだしの強さがあり、メンもスープにマッチしている。飛び込みで検討をつけて入った店が旨いと、少しは目も肥えてきたのかとうれしくなるね。夜のバーベキュー用の食材を沼田で買って苗場山の登山口に着いたのは六時半。もううっすらと暗くなり、雨も降っていた。広い駐車だが、他の車には人の気配がない。雨の中、七輪で炭をおこしてまずはホルモンから焼いた。カッパを着て暗い雨の中の山中バーベキューは初めてだ。熊でも出てくるんじゃないかとびくびくしながら食事も終え、寝床を車内に作って就寝、10時くらいだったかな。
14日(月) 大型お盆連休4日目 車中泊旅2日目
早朝5時に目が覚め、六時半に苗場山山頂に向けて出発した。今日も朝から小雨が降る状態だが、せっかくの機会なので、強行した。しかしいつも思うのは登山用のレインコートとストック買っとけばよかったなーってこと。登山開始してすぐに濡れた岩場をずーぅっと登る羽目になった。これが続くと貧弱な登山靴と岩道を上っていくスキルのない初心者には相当なダメージになるんだよな。道中には下芝地、中芝地、上芝地と順に場所の名を期した立札がでてくるが、この間が非常に長い。こんな芸のなり名前をわざわざ付けんな!と言いたくなるほど長い登山だ。8合目くらいからは岩の道ではなくなり、傾斜も楽な土の道になるが、9合目からがさらにキツイ。一度かなりの高度を下ってから、山頂の平らな高原地帯へ向けてかなり急こう配の道を上ることになる。でも、山頂は別天地だ。天気も良くなってきたこともあるが、ヨーロッパ的な綺麗な高原地帯が広がっている。山頂付近には多くの沼があり、苗代田のような外観から苗場山となったとの説がある。しかし、事前の写真やブログから想像するのと違い、この山を楽しんで登るにはかなりの体力と経験が必要だな。やっぱり初心者には8時間以上の山はキツイね。下写真は左から、夜は怖かった登山口、最初はこんな気持ちよさそうな登りはじめ、ほとんどの体力はここで消耗岩道、9合目から下がって登って、こんな急な勾配、頂上の高原地帯、最後は途中登山の気持ちを維持させてくれる時々見る高山植物。下写真左から、登山口駐車場、登山開始点、大部分の岩道、9合目からのダウンアップ。
山頂までの急斜面、山頂付近の高原と高山植物、山頂ロッジ。
下山終盤から再度大雨となり、下山後は朦朧状態で湯沢の温泉に向かった。このときには翌日の巻機山登山の意思はかすかになっていたが、転移予報の雨が幸運だった。これを言い訳にすっぱりと翌日の登山は中止した。町中の公園で車中泊場所を見つけ、この日の夜は軽い食事にした。しかし、やっぱり湯沢、今回の山の湯のお湯は軽快で効能がありそう。すっきりとからだに入ってくる感じだ。それと、湯沢は税収で豊かなせいか、公園などの公共施設はしっかり整備されている。いい街だ。都会嫌いな人たちが集まってくる理由がわかる。湯の成分はただの塩水に炭酸が入ってるだけなんだけどねー。ほんと温泉は成分濃度には関係ないよねー。
15日(火) 大型お盆連休5日目 車中泊旅3日目
朝起きたが登山は中止にしたので、急ぐ必要は何もない。ゆっくりとあたりを散歩し、火を起こして朝食を作って食べた。車に一日いるわけにもいかないので、ブログで評判の良かった六日町にある五十沢温泉ゆもとかんにいくことにした。その前に雨でぬれた衣類を洗濯するために、付近のコインランドリーに向かったが以外にいたるところにコインランドリーがある。しかも近所のおばさんも多くきている。さすが雪の多い越後地方だ。洗濯の渇きが悪いから、こういったパワーのある機械で一気に乾かすんだ。ゆもと館のほうは、秘湯系を予想していが、完全に外れ。普通の田んぼの中に混浴露天2、混浴内湯1、男女別内湯各1程度で、歴史は感じられない。お湯を掘り当ててたもので、ここ数十年って感じのものだった。かすかすぎる硫黄のかおりと湯の花のあまり特徴のない温泉だった。そのあとは腹も減ったので、上流にあるしゃくなげ湖に行き、大きな駐車場にてバーベキューをした。途中ドライブインの管理人さんらしき人が来たが、何も言わずに帰っていった。このときだけは、酒を飲まずにバーベキューできたが、あとは毎回酒付だ。食事のあとは、ダムの下から上へ登山の代わりに上ってみた。下から見上げるとかなり高いけど15分程度で登れる。やっぱり登山の高度差ってのは凄いんだねー。髪も長くなってきて車中泊にはキツイ状態なので、六日町の中心街に出てみると、駅の近くに綺麗に管理された魚野川があり、広い駐車場もついてるし、橋の端には足湯、トイレ、展示館とある。夜間駐車禁止とあったが、すでにキャンプモードの車もある。今夜の車中泊場所は、ここに決まった。それにしても、こういった状況を一目で判断し、即断するうちの奥さんは凄い。きっと子供のころから家族で車中泊の常連だったんだろーな。1726円のカット後は、再度温泉へ。夜は近場の湯らりあという地元の銭湯的な温泉に行ってみた。さすが地元の方が入る風呂で、しかも熱湯。水道の蛇口のところには、ここは熱い湯です。うめると簡単に温まらないので、気をつけて・・・などの張り紙がある。このためか、数人いた県外の人は、文句を言いながら風呂に入れずかえっていった。俺みたいに薄めて入るのは、少し勇気がいるようだ。夜、寝る準備が整った後、駅の近くの食堂で夕飯を食べたが、若い男女で混んでいた。お盆で久しぶりに同級生と会ったんだろーな。こうゆう宴会は、盛り上がるんだよなー。何故か懐かしくなった。日に日に車中泊場所は、いい環境になっていく。日本て素晴らしい。下写真は左から、前泊車中泊の公園、湯元館、ロビーと混浴内風呂。
露天風呂、男子内風呂、そしてシャクナゲ湖のダム。
六日町の湯らりあ、3泊目の河原と近くの足湯、居酒屋的食堂。
16日(水) 大型お盆連休6日目 車中泊旅4日目
朝起きて、軽めの朝食を食べ、近場の散歩。まずは、川向うの坂戸城跡、南北朝時代新田一族が築いたとされる山頂のお城だ。ふもとには神社とお墓があり、関係一族の方が眠っているようだ。お盆のせいか、宴席の跡があり、ここから山頂まで駆け上がり降りてくる人たちを多く見た。何かの儀式なんだろうか?しかし、このあたりの家は立派だ。一見はオープンガーデンとなっていたが、見事な庭が展開されていた。次は、17号沿いにある銭淵公園、このの庭園は金閣寺風でここも見ごたえある。ここも快適な車中泊スポットになりそうだ。そうこうするうちに基との合流時間だ。六日町駅に電車で来させ、合流後は一般道にて新潟に向かった。3時間ほどで新潟につき、昼飯は評判の寿司屋だ。回転なのに、注文制でしかもセットも注文できる。評判通りネタにこだわる店だった。でも少し高いよな。この後は酒屋で八丈島のアルコールを買い込んで16時発のフェリーに乗車した。到着したのは、もう18:30でもう暗い。何とか魚が帰るお店に入り、夜おバーベキュー食材を仕入れる。この後八丈島でのバーベキューは、常に海産物と酒の合わせだ。ここの海産物特にサザエ、岩ガキ、地物の魚と海藻は、食べ飽きることがない。幸せな島だ。夜の車中泊場所は、やはりブログで有名なトキと芸術の道の駅。なんの心配事もなく、記憶をなくすまで飲むことができた。下写真左から、坂戸城登山口の神社、近所のオープンガーデン、銭淵公園。