5日(水)
今日は伊豆旅行出発日だが、午前中は日高町の牧場に、さやか親子、ゆきの親子、俺たち夫婦で集合し、暇な親子に付き合った。407号の鶴ヶ島インターあたりを西に折れ少しのところにある加藤牧場というところだが、お手頃の大きさであまり込み合わずゆっくりと牛や羊と遊べ、広場には子供の手作り的な遊具がいっぱい置いてあり、天気がよければ半日過ごせるような気持ちのいい場所だった。最近は住宅街にはこういった遊び場はまずないので、こういうところで遊ばせるのは子供にはいいだろーね。販売している乳製品もすっきりしていて旨い。でも塩味はしっかりしている。ヨーロッパ的な考えがあるのかなここは。最初ははにかんでいたはるきもすぐに牧場を案内してくれた。でもまた今度会う時はだめだろーな。ここを13時頃に伊豆に向けて出発した。県をまたぐ移動なのでまた警察がうるさくパトロールしている可能性があるためか、圏央道はみなゆっくり走っていた。焼津あたりのICで下田方面に折れ、しばらく走り、高速を降りてまずは、天城峠の浄蓮の滝へ。ここは小雨の中風が強くかなり寒かった。でも、こうゆう天気は浄蓮の滝に合うかもね。美女の扮した大蛇が現れそうだ。しかし、大型連休だってのに人がいない。つぎは、奥さんが行ったことがあると言い張った河津さくらの堤防。でもここはやっぱり来たことない。そして、暗くなってきたのでまずは下田荘浜辺の湯にて風呂に入る。海岸線近くにある小さな旅館にありがちななんの変哲もない風呂だった。風呂をあがると真っ暗。なので、まずは車中泊場所の確保のため、下田港の道の駅開国下田みなとへ。ここは屋根がある駐車場なので、寝床準備に都合がいい。でもやっぱり気持ちのいい場所ではないな。準備ができたので、近くのラーメン屋、タンポポにて夕食。最近よくある煮干し出汁のラーメンだが、ここは一味違う。出汁は勿論、麺、チャーシュー、卵、海苔、すべてに香りへのこだわりが感じられる。あっさりなのにしっかりと上品な味だ。相模原でお店を持っているが、釣りで下田が好きになり、今は単身でこっちで仕事しているというマスターだった。食後よくあるラーメンの調味料で喉の渇きやむかつきが全くない。こりゃ凄いラーメンだ。満足して9時には車で眠っていた。写真左上から、気持ちよく遊ばせてくれた日高の加藤牧場、雨の中観光客も少なく大蛇扮する美女が出てきそうな天城峠浄蓮の滝。
6日(木)
夜中は二度トイレに行き、5時前から目が覚めてはいたが、雨が降ってたので6時に起床。布団を片付け通常モードにして、まずは朝食。漁船が出航する港にある典型的な小さな定食屋さん。朝食600円。こりゃ昔はスナックだったよなーってな内装と席の配置のお店でお年寄りが一人でやっていた。味噌汁、アジの干物、納豆卵、漬物、煮物など旨かった。こうゆうの大好き。でも、あたったらきついよね。食後は散歩に出発。まずは、寝姿山に向かったが登山口が見つからない、探しているうちに頂上近くまで来てしまったのと、ロープウェイ降りば付近の整備された公園に行く道もわからないので、断念。そこで、水族館近くの下田公園をトレッキング。こちらも道順が曖昧なので、迷ったが何とかブッシュの道や戸が閉まってる細い道などを乗り越え、ロシアとの通商会議が行われたという長楽寺、藤のような香りのアメリカンジャスミンでいっぱいの了仙寺を見て、下田のダウンタウンを見学して回った。そして、ペリー来航石碑のある港を回り、下田水族館に行った。ここは、やはりこじんまりした水族館だけど、きちんとショーや教室で楽しませてくれる。やっぱりイルカの身体能力は凄いね。クラゲもネオンのミニサイズのような綺麗なのがいた。そして、昼過ぎは、昨日感動したタンポポを再訪し、またラーメンを食べた。さて、熱海に向けて出発と思いきや、奥さんの要望で、御用邸のある爪木崎をトレッキングすることになってしまった。やはり、御用邸立地場所、海岸の岩場をめぐるトレッキングコースは最高だ。海水の透明度と整備された木道、そして白浜と間違うほどのビーチ。夏なら泳いでいたなー。今日はこれで2万歩、14.2qだ。さて、へとへとになったところで、やっと熱海石亭へ出発。下田から二時間強で熱海にこれた。大型連休だってぇのにコロナで人は出かけていない。去年同様こうゆう時は意味のない緊急事態宣言も役に立つ。熱海石亭にはビックリ。観光地のホテルも合わせ、こういった宿泊施設で始めて味わった感動。今回は通常4万以上の離れでの連泊なので、料理の素材と技、純和風家屋の風情、置物の配置と完成度、石と植木の微妙な芸術的かつ気遣いのある配置、風呂の快適さ、そしてこれ以上があるのかと思う御もてなしの精度、すべてに感動した。思わず、経営会社の理念や社長の経歴などを調べてしまった。露天風呂に入り、ビールを部屋で飲み、夕食を食べ、プライベート露天風呂に入り、雨音を聞きながら満足して寝た。写真左上から、ふんわりと心地いい下田公園のお茶ヶ崎展望台、昔の情緒いっぱいの下田の川沿いダウンタウン、藤のような濃厚で甘い香りのアメリカンジャスミンの了仙寺、ヨットハーバーにあるペリー来航碑、こじんまりとして暖かい対応の下田海中水族館、整備の行き届いた爪木崎トレッキングコース、驚きの石亭の客室、男子露天風呂、女子露天風呂、宴会場、夕食の前菜と飲み物、マッサージチェアもついてる幻想的な貸し切り露天風呂。
7日(金)
朝は、まず露天風呂に入り、予想通りの素晴らしい朝食。そのあとは、女中さんお勧めの来宮神社、ローズガーデン、そして姫の沢公園と回ってきた。神社の大楠は見事の一言。樹齢二千年以上の楠の根っこは岩を抱き、こぶがいろいろな造形物を形作る。確かにご神木に相応しい。何かいい香りもした。ここでゆきのの安産祈願をし、次へ。熱海南端のローズガーデンは、バラをメインとした20万平米の広大な立地。イングリッシュガーデンのバラはよかったなぁ。一時間ほどはバラの香りに包まれての散歩になる。最後はハーブ園があり、バラとハーブの香りのグラデーションが楽しめる。また、ここではオリジナルの配合でオイルを作ることができる。姫の沢公園は、さすが日本公園百選だ。規模が大きすぎる。ほぼ山一つだ。ここの沢のつつじが咲いたら見事なもんだろーなー。駐車場近くのしゃくなげ園もよかった。午後三時近くに旅館に帰り、プライベート露天風呂の後、再度ビールを飲み、また見事な食事(6回運ばれ、一回の品数が凄い)を食べ、また雨の中床に着く。残念ながら熱海の夜の街並みをみることができなかった。写真左上から、来宮神社の鳥居付近、本宮、大楠、バラの香りに包まれるローズガーデンのイングリッシュガーデンとハーブ園とプライベートアロマオイル教室,料理のわざとセンスが光る夕食の前菜、昨夜とは別の貸し切り露天風呂。
8日(土)
朝は昨日の繰り返し、今朝は晴れていたので出発前に熱海の繁華街に散歩に出かけた。奥さんは、お寺のような造りの和菓子屋さんでお土産を買った。でもまああまり見るところもなく、10時半に宿を出発した。でも、連泊した影響もあるが、帰りが何か名残惜しいと思った宿泊施設は初めてだった。13時頃自宅に到着したが、やはり疲れていた。何か目が回っているようだ。でも明日のシングルの大会もあるので、最後の1時間スマッシュでやってきた。何とかけがはなかったが体の重さが半端ない。写真左から朝食と熱海銀座の和菓子屋さん。