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天草と温泉、他

               

 

 

 

4(日) 天草旅行

 先月24日から一昨日2日まで、熊本に出張してきた。土日などの空き時間を利用して、多くの観光地の写真を撮ってきた。観光地としては、天草地方と水前寺公園、温泉は下田(白鷺)温泉、大洞窟の宿湯楽亭、阿蘇fファームランド大自然健康の湯。どもも個性があり、満足の内容だった。

下写真左、中の2枚は震災後の熊本城。石垣はもとの場所に戻す修復をするとかの話しだ、一体修復に何年かかると想定してるんだろ。それにしても無残な壊れかたをしている。右写真は、天草の玄関口三角あたりの海岸線からの眺めだ。遠くに青く見えるのは、島原の雲仙岳だ。曇っていたので山の形は良く見えなかった。しかし引き潮の状態だと遠くまで干上がってる。

左写真は、天草五橋付近の景色だ。穏やかな内海に綺麗に島々が点在している。中写真は、天草メモリアルホール内の展示貧だが、入館料600円の割には展示は貧しいなー。でも、上陸前に天草の宗教迫害や壮絶な一揆について、しっかり学ぶことができた。そして、天草の上島を通り過ぎ、下島の最短が、右写真の苓北町の四季咲き岬公園だ。四季咲きの割には意外に花は少なかったが、ここにくる道旗には椿が並木になっていて、この花がとてもきれいだった。

岬から更に下島西端の道をなんかする。ここは、西伊豆をもっと田舎にしたような綺麗な海岸線だった。そんな海岸線から少し内陸に向かったところに、下田温泉(中写真)がある。ここは、白鷺が教えてくれた1300年も続いている温泉だ。街の中にはこんな神社もあり、おそらく白鷺が祭られている。

雰囲気ある旅館には日帰り入浴はことわられたので、左写真のような温泉センターにはいることにした。まあ、大きな銭湯といった建物と浴槽だ。これは失敗したなーと思いつつ風呂に入るとこれがすごい。ぴったりと肌になじみ、ゆっくりとからだを温め、弱い部位を回復させてくれるお湯だった。そうだよ、紀伊の日本最古の温泉もそうだだったよ、やっぱり、数百年と湯治として利用された歴史のある温泉の持つ力は素晴らしい。間違いない。こんな無味乾燥な環境でもいいお湯はいいんだ。それと温泉の成分表だけど、ただ、炭酸塩や硫黄分などの濃度が高ければいいってもんじゃない。それらの濃度よりもむしろ、バランスが大事なんだ。これは、大在の人の体験からくるもので、決して理論ではない。現にここの温泉成分も決して高いほうではない。

更に海岸線を走り、妙見浦(左写真)などをみたあとは、天草市のもどり、歴史記念館に向かったが、さすがにこちらの17時だったので、着いたとたんに閉館となってしまった。土曜日といえど、こちらの仕事じまいは早い時間なのだ。でも、近くには、祗園橋など見どころもあった。写真は、中と右。

18時近くに民宿に入ったが、部屋の作りは50年前のラブホテルだ。これには少しがったりしたが、夕食は凄い。中写真奥の刺身皿には天草の海の幸がぎっしり詰まって乗っていた。この量は初めてだ。朝もまあ問題はない。でも、玄関に置いておいた靴が間違って履かれていってしまい、30分ほどして戻ってきたのはいい思い出になった。

再度天草五橋を渡り、宇土士方面に向かうと海岸線に大洞窟の宿湯楽亭がある。ここは、ご主人が夢の中で白髪のおじいさんに温泉が湧くことを教わり、その後本当にボーリングで掘り当てた温泉だそうだ。洞窟もご主人が掘っていったそうだ。ここには白湯と赤湯に酒類の温泉が湧く趣のある宿になっている。右写真は、まず最初の浴槽で、白湯。

左写真は、次にある内湯で赤湯。そして、中写真は代洞窟風呂の入り口付近は。いり口を入ると、左右に道が分かれていて、

右手にはさらに深く洞窟がつながっている。まあ、この洞窟風呂だけでも入る価値のある温泉だ。右写真は、特産品売り場に売っていたこのしろ寿司とシバエビのかき揚げだ。何か妙にこの辺りらしさをかんじさせる物産だった。味もいい。

熊本市電に交通センタ付近からのると、10数分で水前寺公園がある。ここは膨大な量の地下水が噴き出す場所だ。訪れたときはちょうど肥後の文化展と題し、細川流盆石ってのを展示していた。これは見栄えするねー。玄関や床の間にはぴったりの飾り物だ。盆石→枯山水→日本庭園と規模は大きくなるが、デザインは皆同じとの解説員からのお話があった。そういわれてみれば、ここの庭園は展示されている盆石と似ていた。

左写真は、展示物の様子。中写真は、神水の飲み口で、これをいっぱい飲んだので、インフルエンザにかからなかった。右写真は能楽堂。

左写真は庭園を見ながら食事を楽しむところだそうだ。しかし、ここの地下水の湧き出し量はぼうだいなので、それが川となり待ちの東部に向かった流れていく。中、右写真。その岸部は水の清らかさに似て美しい。

交通センターから九州横断バスに乗ると、2時間弱で阿蘇赤水駅に着く。1040円とお手軽価格だ。内輪山の内部のこの辺りの国道沿いに阿蘇ファームランドというのがあり、この巨大施設の一角におそらく世界一の面積を持つ温泉センターがある。右写真は、まず最初の内風呂だが、この中にさえ、サウナ、かけ流し風呂、樽風呂、など大きな浴槽が多数ある。そして露天にでると・・・

写真では納まりきれない、露天風呂施設の数々だ。まずは、薬草風呂(中写真)。その奥にはドーム型のサウナ室。

更に先には、砂風呂、展望寝転び風呂、香り風呂、サウナ、岩盤浴が一つのドームに入った複合建屋。そして、何やら集合場所らしき広ーい板場へと続く。これは数面積ともに最大だ。でも、冬お客さんくるのかな。入浴料はそれなりの1600円だ。