20日(金) 台北旅行
今日の午後、3泊の台北旅行から帰って来た。ただ日本にすぐ帰れる場所ということで決めた場所だが、十数年前一泊ですばやく通り抜けた街だ。この時は故宮だけって感じで終わってしまい、街の文化・風習や食事などまりわからなかったが、今回はゆっくりとテト前の台北を味わうことができた。この街の中心街は十数年前と変わっていない。むしろ古びた感じがする。でも、郊外は発展していた。居心地のいい街だ。日本語や英語もかなりの割合で話せるし、文化風習はそれほど日本と変わりはない。食事は日本よりよっぽど旨く、値段も安い。そこそこお金のある日本のお年寄りには一番過ごしやすいところじゃないかな。でも、やっぱり若者には向かないね。驚きや発見や刺激が少ないからだ。ほんとに日本と似ている。これ以上同じ国もないだろう。移動日前日はハノイに宿泊し、旧市街周りの観光地に出てみた。左写真は旧市街の中心にあるマーマイの家、200年くらい前の典型的な旧市街の家を保存したものだが、今回始めて開いていた。まあ、いつもは夜だからね。狭い細長の家だが、吹き抜けの中庭があり、快適だし明るい感じだ。夜はホアンキエムにでてみると、亀のお社への橋がすごくきれいにライトアップされていた。
初日の移動日は、夜11時ころにホテルに着いたので何も出来ずベットイン。翌朝は早くから観光に出かけた。まずは世界に3箇所(一つは秋田の玉川温泉)しかないという、北投石のラジウム温泉の北投温泉。日本人の研究者がその発見者であり、名づけ親らしい。台北駅から南北に伸びるMRTの北部にある温泉地だ。ここは、駅から温泉までの道も右写真のように綺麗に整備されている。こういった観光地の完成度は日本以上だ。
温泉街を流れる小川の上流にはこんなにおおきな地獄谷がある。源泉の温度は95度とのこと。凄い湯気だ。温泉街の中心には、右写真のような公営の露天風呂がある。この中は、水着の混浴露天風呂だが、外国人も多く、年末だというのにかなりの賑わいだ。中には管理人がいて、風呂の張り方やマナーを厳しく指導している。ホイッスルを吹き注意するので、なんだか、地方の子供向けのプールに行っているようだった。話しかけてきた台湾のおじさんは週5日ここに通うとの事。来週は岐阜の下呂温泉に行ってくるとのこと。現役時代は飛行機の添乗員だったらしい。
近くには温泉博物館があり、北投石の生成なども学問的に説明されている。また、右写真のように、昔の風呂も保存されている。
一度台北駅に戻り、ガイドブックの口コミに乗っていたと言う台湾料理やの蘇杭に行って見た。店の看板も出さずに官庁街でひっそり営業しているこの店は、1時過ぎに入ってみてもほぼ満席。食べてみると料理の腕が際立っているといった感じ。しっかりとした料理だった。やっぱりこういったひっそりがたの店は旨い。
食事後は台北駅から南北に伸びる鉄道にのり、九扮という観光地に行って見た。した左写真は、瑞ホウという駅の駅前通り。ここからバスに乗り九扮にいくよていだったが、日本人に声をかけられタクシーで行きませんかとの話。2カップルなので、一人150円くらいになった。しかし、あの若奥さん綺麗だったなー。九扮は太平洋に面し、景色もいい金の廃鉱街。3万まであった人口は一時9軒まで減り、買出しはまとめて9軒分を注文していたため、この名前になったという。金鉱山の家並みに懐かしい感じがあったため、一大観光地になった。宮崎アニメの千とちはるの神隠しのイメージにもなったという。それらしい感じは確かになる。それにしも、台湾だ。こういった両脇の露店の売り物がよくみかけるようはものはなく、どれも珍しい。でも食料は匂いもきつくあまり買う気になれない。
下左写真は、どうも血の付いた豚肉をゼリーのようなもので包んだものらしい。少し気持ち悪かった。あとで胸も焼けたなー。右写真あたりは、宮崎アニメの感じでてるねー。
夜は定番の夜市に出てみた。兎に角人、人、人。でも何も買う気がしなかった。しかたなく、牛排という、肉のあらを漢方で茹でた料理を食べてみた。まあまあなんだが、店の汚さは酷い。なぜかお店のおじさんは半額にしてくれたので、二人で300円だった。
途轍もなく移動し歩きまくった初日と打って変わって二日目は大晦日だ。かなりの割合でお店は閉まっている。目当てにしていた観光地も年末休業に入ってしまった。しかたないので、中心街の観光地をいくつか回ってみた。下左写真は、総統府。りっぱなつくりだ。そして、右写真とその下二枚は、中正記念公園。蒋介石を讃えた公園だ。この規模はでかい。とくなくでっかければいいと言う大陸の建造物にもまけない迫力だ。
そしてランチは、また台湾料理のお店。ほぼ昨日と同じオーダーだが、やっぱり昨日のは高級、今日のはそこそこだ。腕が違うようだ。小龍包の皮が時間とともに変形し、ぺちゃんこになっちゃった。食事後は歩いて龍山寺にでかけてみた。このあたりは年寄りと障碍者が圧倒的に多い。このお寺がそういった効能をもっているんだろう。多分。
夕方は、龍山寺近くの華西夜市に出かけてみた。半分くらいのお店ややっていたが、いくら夜市でもおおみそかは活気がなかった。
三日目は奥さんを空港に送り出し、一人でサウナにやって来た。ホテ情報もこの手は役に立つ。2100円のサウナで3時間くらい時間をつぶし、そのデパートのフードコートで食べた500円定食が右写真だ。これは、いい、旨い、今流行ってそうなのまで入っている。でも、そのあと相当ニンニク臭かった。
旅の最後はホテル近くの足つぼマッサージ店へ行って見た。年寄りが大晦日に営業している。力のある若い人達は田舎に帰っちゃったんだろーな。
4日(木) 車中泊
連休六日目、痛風は12日目、どこにも行かいのかとブツブツ言われたが、今回の連休は家で健康管理を進め痛風のリハビリを完成させようと思っていた。でも、やはり出かけなきゃならない時もある。今回な高速に乗る必要のない日光に向かうことにした。俺は痛風リハビリだが、奥さんは健康すぎるくらいだ。当初戦場ヶ原近辺のハイキングなどを予定していたが、なんと今回は男体山にと