ホーム ラッシュゲーム こだわりの秘湯 遊び場 ハノイ赴任記  

2014年8月

ある日曜日のハノイ

               

 

 

 

 土曜日は、仕事後気晴らしに旧市街のホテルに宿泊した。翌朝はロンビエン橋、ホーチミン廟と博物館、そしてタンロン公園へと徒歩であるいた。暑かったので、さて帰ろうかというときに、日本人旅行者より声をかけられ、夜はビアホイと食事。久々に思いっきり遊びまくった週末になった。今回は少し贅沢して、ホアンキエムの北東位置にあるindochina legend2 というホテルに22$で宿泊した。このホテルは、サービス、施設ともに50$クラスのホテルと変わらない。しかも、場所が非常にいい。旧市街の東にあり、このあたりは、西洋人が非常に多く、バーやカフェなどしゃれた店が多いし、おみやげ物も目先の新しい変わったものが多かった。レストランは、ローカル、フエ料理、西洋料理となんでもありで、しかも綺麗だ。下左写真は、海鮮料理の店。貝の種類も多く、安くてうまそうだ。でも、あたったらこわいだろーな。右写真は、旧市街の狭い路地。雰囲気が凄くいい。

楽しく旧市街を歩き回った後は、人だかりの多かった左写真のお店。一見おでんのようだ。でも良く見るとその下にもち米ライスとそぼろがあり、カロリーは高そうだ。値段も1杯250円と高めの料理だった。でも写真にあるように、店先では、このおかずを買って帰ろうと多くの人が行列を作っていた。味はまあまあだ。夜はあまり飲み食いすると大変なんで、夜の酒はこの1本のビールだけにしておいた。

朝は6時に起き、ロンビエン橋の探索に出かけた。しかし、古い、そしてさびている。中央は、電車その隣がバイクや自転車。そして、一番端っこの狭いコンクリートボードの上を歩いていく。このボード一枚で体重を支えるんだが、地面はボードの隙間から見えるし、なんの補強もない。ボードが割れないのを祈るのみだ。怖くなってバイク通路に下りると、バイクが凄いスピードで2列で通りすぎていく。バイク道と歩道を行ったり来たりするはめになった。10分ほどあるき、川の中州の上辺りに来ると、下に下りる階段がついている。ヌーディストビーチ(?)があるとの情報もあるので、降りてみた。

細い畑道が続いており、反対方向からは海パン姿のおじさんがランニングしてくる。これはうわさは本当かもって思ったが、何しろ狭い道でこの近所にはコブラ料理専門の村がある。毒蛇にでもかまれようもんなら大変なので、あきらめて帰って来た。このあたりは、船上生活者もおおいようだ。おもしろい形の船が数多く浮いていた。

朝食後は、一休みして、ホーチミン廟へこれまた歩いていった。もう、四年半もいるのにハノイの代表的なこの観光地にはきたことがなかった。しかし、ホーチミン廟の石材は、気品があるいいものを使ってるね。どこで取れたどんな石なんだローな。ただ両サイドの看板の色彩とは圧倒的に合わないな。デザイナーが可愛そうだ。しかも、今日も遺体が安置されているこの建物への入場は不可だ。何の前触れもなくやるから評判わるいんだよなー。誰のための施設なのかもう少し考えたらいいんだけど。次は、これまた有名な一柱寺。これは、見る価値ないねー。もう、一柱は昔のものじゃないし、妙な建築物になっちゃってる。池も汚かった。

そして、ホーチミン博物館へ。まずは、この3階の像から見学はスタートとなるが、レリーフや彫刻の展示がおおく、ホーチミンに関する展示物でこれといったものもない。ここも見る価値のないところだなーって思ってたら、最後のおみやげ物売り場の中でdan bau の実演をやっていた。この女性は非常にうまい。これを聞くだけでもここに見に来る価値はある。素晴らしい演奏だ。

truong nguyen coffee にて一服後は、更にタンロン記念公園に足を伸ばしてみた。ここも要人のお遊びでしばしば入場禁止にされるが、今日はやっていた。凄く暑い日で体力限界って感じに疲れていたが、やっぱりここは歩いていて気持ちがいい。南門の前では本格的な発掘作業が行われていた。

左写真のこの鐘はいつごろの製作なんだろーな。ベトナムではたいていベトナム語の説明だけなので、さっぱりわからない。建物の中で一休みしていると、日本人のかたですかと女性が声を掛けてきた。話していくと、K社の研究員だそうだ。k社の関連会社のF社とは建設当時から関連があったので、その担当者の名前を出すと、ああ、よく仕事で会うとのこと。やっぱり世の中狭い。日本人なら何らかの共通事項が見つかるね。ってなとで、疲れを癒すためにマッサージに行ったあと、彼女とビールを飲みに行くことにした。食事は、一緒に働いているk氏がホアンキエム湖が一望できる高そうなレストランでおごってくれることになった。ほんとに久しぶりにいい休日だった。