ホーム ラッシュゲーム こだわりの秘湯 遊び場 ハノイ赴任記

 

 
西安、その西

 

 

 

 

17日(火)

 アパート戻ったら、部屋の一部が模様替えされてた。花も飾ってあった。もう、今月で契約を終わらせることが、伝わったんだな。なんか寂しい気がする。ってなわけで、今日は初めて紀伊に一人で行って夕飯食べてきた。やっぱり日本食は腹に思いんだよね。まだ満腹感があるもの。来月からほぼ毎日ベトナム料理だから、ハノイでしか食べれないものをと思っているけど、これもまた大変だ。左の写真は、兵馬庸。発掘したては、こんなに鮮やかな色彩なんだよ。知ってた?秦王朝が項羽の軍に滅ぼされるとき、廃馬庸も破壊されたんだけど、このとき、すべての庸は本物の武器を持っていたんだ。これを項羽の兵がすべて取り上げ、すべて庸を破壊していったんだって。

 

 

 

 

 

16日(月)

 昨日紹介した料理のレストラン。立派だったよー。日本でいえば鴻巣や桶川ってところなのdに、こういったレストランがいっぱい集合してるんだな。もう、中国人の方がよっぽど豊かな生活してるよ。物質面も精神面も。でも、多くの日本人は、日本は先進国並みに豊かだと思い、文化面も途上国より進んでいると思ってる。これはなにから来るんだろー。やっぱり japan as No.1 (古いねー)からかな?面白い勘違いなんだよね。テレビや政治家見りゃ、どのくらい遅れている国かわかるもんだけどねー。あれが日本人の姿なのにね。今日は定時に帰社し、自宅で食事。なんと、机の上に料理が用意してあった。もう、内の会社から契約停止の連絡が行ってたのかな?

 

15日(日)

 暑くなった。朝のホリズンホテルでのサーブ打ちからハノイテニスクラブでのゲームへと続けたら、息切れが激しく、とても続けられない状態になったので、途中で帰ってきた。今朝は、1時に起きてなかなか眠れなかったし、そのせいもあるだろな。てなわけで、午後は静養中。でも、夕方は、どこか綺麗でうまそうな店に行ってこよっと。そういえば、昨晩は、v社のk氏とt社のa氏と3人で飲んだんだけど、飲み会名は、同窓会。みんな北大工学部なんだ。v社社長のk氏なんかは、金属工学科の同窓生。歳とるとこうゆうこと増えてくるんだよなー。写真は、パオチー付近のレストランで食べた料理の品々。こうやってみるとあまりさえないねー。このあたりは、酢の使い方に特徴がある気がする。それと、以外に食事中に甘いものを食べるってことも特徴かな。いずれにしろあまり職は進まなかったけど、「おいしくなかったですか」との質問には、西の流れをくんだ珍しい食べ物を食べることができて、良かったと答えておいた。俺も少し社会人っぽくなったかな。

 

14日(土)

 火水木と中国西安地域に出張してきた。仕事先は、西安からさらに西の宝鶏(パオチー)市。成果の大きい良い主張だった。ところで、仕事の合間を縫い、2つの世界遺産を見ることができた。一つは兵馬庸。これも噂通りだった。あまり写真写りよくないけど、非常に綺麗な色彩で彩られた庸(埴輪)だった。しかも、髪の毛も一本一本って感じで作られていた。発掘されるとこの塗料が酸化されて色を失うため、現在も発掘作業は難航しているという。なお、博物館で兵馬庸の発見者にも会い、握手してきた。もう70歳になる人なので、力はなかったなー。じっくり見れば半日くらいは、いれそうな場所だね。しかし、紀元前2百年も昔の人の作品とは思えない壮大な遺跡だったなー。馬車の馬は金と銀のワイヤーで装飾されていて、それが溶接されている。現在はできないそうだ。通訳もいたので、ガイドの説明も受けられ、いろいろな詳細も知ることができた。

2つ目は、法門寺。ここには、御釈迦様の指の骨が保管されている。夜は発光するとのこと。仏教寺院の総本山に当たるお寺。ここの観光施設はとにかくすごかった。個のお寺の周りをさまざまが巨大な建造物や仏像が取り巻き、少し、食傷気味。建築費は、38億元とのこと。平日なのに、観光客も多く、お土産の勧誘はものすごかった。しかし、さすが西安。このほかにもたくさん観光名所があるとのことだった。また、面白かったのが、地元料理。初めての味付け、組み合わせだった。黄粉味のスープだとか、この地域の料理は、西方(甘粛やペルシャなど)の影響を大きく受けているとの事。昆布やかつおの旨み成分はほとんど使われていない。さすが海岸からはるか離れたあない陸地だね。なお、昼食時、カッコよく「ここは持ちます」と言ったが、やっぱり断られた。後で聞いたら、もちがねの900$以上の金額だったのこと。ほんと、断ってくれてよかったなー。通訳には笑われたけど。