ホーム ラッシュゲーム こだわりの秘湯 遊び場 ハノイ赴任記

 

 

京都2泊3日

 

 

 

 

 

 

 

 

10月14日(月) 第一日目

 三連休最終日に京都に向けて出発。久々の新幹線も快適だ。まずは、平安貴族の別荘地、源氏物語の最終章の舞台である宇治へ電車で出かけた。この駅に降りると、源氏物語一色の気配。駅から平等院に向けての参道は、下写真のようなお店が軒を並べる。人がおおいけど、意外に快適な参道だ。お店のセンスや関係者の心配りが行き届いているからなんだろーな。

 

通常のコースは、平等院、源氏物語ミュージアム、宇治神社、宇治川ってところかな。この日は、平等院の有名な鳳凰堂が修理中で見れないため、いきなり京都らしくない、ミュージアムからの写真になった。(下左写真)暦気的な深みはないところだったが、雰囲気はロマンチックでいい。右写真は、宇治神社、屋根はヒノキの皮で出来ていて見た目も綺麗だし、完成度も高そう。

 

左下写真は、宇治川の散策道。源氏物語の内容を知ってから歩くと、また景色も違って見える。京都市に戻りまだ5時半前だったので、大急ぎでバスで清水寺へ。何とか長い坂道を登り閉門前に入ることができた。でも写真は・・・。

 

清水寺から、三年坂、二年坂と下がっていくと、祇園方面だ。この道は、観光用に非常に良く整備され、両端の建物は平安時代を感じさせてくれる。そして、完成な料亭街。右下写真などは、これぞ料亭って感じ。でも、舞妓さんがいる料亭街は、もっと雑然としている場所にあった。翌日そこに行くことにした。

 

 

15日(火) 第二日目

 京都駅近くのホテルに宿泊し、大型台風が日本に上陸する最中朝から大原、三十三軒堂、祇園のおでんやと回った。まずは、大原コースの一つ目の三千院。ここは、庭園、美術品、仏像ともに完成度の高いものがあり、その背景を聞くとまた面白い。やはり、ガイドは京都旅行には必須だ。

 

特に、下左写真の仏殿は、ほぼ一千年前の木材が使われていて歴史の重みを感じられる。大和すわりの珍しい仏像もいい。右写真は、三千院から更に少し山側にあるいていったところにあるお寺来迎院。ここの仏殿もいい。天井の弁天様の絵はなんともいえない滑らかさがある。

 

大原のバス停にいったん戻り、反対側の寂光院に大雨の中歩いていった。ここは、2000年に火災があったとのことで、30年前の思い出からは、かなり趣のことなる風景になっていた。仏像もタイに良くあるようなピカピカのものに変身してしまった。来客も大幅に減っていたようだ。夏休みが終わり、秋の紅葉シーズン前でもあり、多くの寺社が改装工事の最中だった。冬にやればいいのにね。

 

大原から戻り再び、バスに乗り三十三軒堂へ。やはり、この数多くの仏像は圧巻。最前列の国宝の神々の彫刻も迫力満点。ここは、幅広い層に支持される観光地だ。

 

夜は、祇園のおでんやで夕食。こうゆうところで、たまに食べるのもいい。一品一品に技術が感じられるすばらしいコース料理だった。値段もリーゾナブル。舞妓さんに会えるかと近くの白川南通りにでたが、やっぱりこの雨の中会うことは出来なかった。晴れた翌日の朝、このあたりを通ったとき、一瞬みることができたんだけど。

 

 

16日(水) 第三日目

 京都観光の看板金閣寺、その近くの箱庭で有名な竜安寺、そして古代から歌われる仁和寺、最後に駅南の隠れ観光地東福寺を巡り、三時頃の新幹線にて帰宅。好い旅になった。下写真は、最初の金閣時。やっぱり凄い迫力とこの世のものとは思えない豪華な美しさ。やっぱり、京都の象徴だ。

 

竜安寺は、石庭もいいし、普通の庭もいい。どこもそうだけど、観光していて疲れない。癒される。どうしてなんだ。

 

仁和寺正門の阿吽の像。これは迫力あるね。五重塔も形が美しい。

  

駅の東南まで戻り、東福寺へ。ここの石庭は、竜安寺に勝るとも劣らない。このときは、寺の建造物のウン周年記念とかで、多くの僧侶が集まって式典を行っていた。さて、二泊三日の京都旅行、驚いたことにどの海外旅行よりも良いものになった気がする。やっぱり日本って凄い国なんだ。