ゴールドコーストの結婚式
沙也加の結婚式にて、家族でオーストラリア旅行一週間だ。いい結婚式だった。ゴールドコースト周りの旅行だったので、自然は豊だ。高度と緯度を少し変えれば世界中の植生がみられる。それと、観光地でもありオーストラリア人の人柄の良さにはびっくり。乾燥した砂漠と荒々し男たちってイメージだったが、実際は全く逆のオーストラリアを見てきた。今後も成長を続けるオーストラリアは何かの縁をつけておきたいな。
29(土)
さて、初日はしろの外泊用具を車に乗せ、川越方面へ。母のお見舞い後、狭山のゆうちゃんの会社にしろを預けにいった。そこでは、ゴールデンとシバの雌を飼っていtるのでその隣にハウスを設置する。隣のシバはしろが近づくときはいいが突然噛みつこうとする。何か嫌な予感もしたが、とにかく預け成田に。八時半発のカンタスでブリスベン空港に約9時間のフライトだったが、これはきつかった。
30(日) binna burra, natural bridge, sprinng brook などの国立公園
朝6時に空港に着き、お迎えの車でゴールドコーストのホテルマントラサンシティーに行く。この辺りも80年代に建設ラッシュだったとのことだからそのころのホテルだろう。荷物を降ろして早速レンタカー屋さんにタクシーで向かった。しかし、安いけど怪しいレンタカー屋だ。会社でなく、道路わきで車の確認と受け渡しとなり、デポジットも200ドル。嫌な予感はした。オースティーからは、事前にレンタカーの傷に関するトラブルが多いとの注意を受けていたが。左写真ビルがサンシティーホテル。ゴールドコーストが見渡せる14階の半面ガラス張りのリビング、キッチンとバスルームとベッドルームが2つずつある広い部屋だ。広く定員だがウォシュレットなどはなしだ。右写真はレンタカーの受け渡し現場。こんな道路わきで怪しそうなおじさんと受け渡し。何かトラブルが発生すれば、3000ドルの支払いが待っている。
8人乗りレンタカーでまず向かったのは、binna burra, natural bridge, sprinng brook などの自然公園だ。この度ライプでは、地域によって世界各国の景色を見ることができる。熱帯雨林、日本の清流、ヨーロッパの牧場、そして高原地帯の森林。しかし、さすがオーストラリア、地図上で近くに見える各観光地も実際には50q程離れている。しかも、道路網は単純なので、かなりの遠回りになる。そんで、オーストラリア人はスピード出すので、俺が先頭車両になる。前日の不眠も重なり、夜の土ボタルを見れまわって帰るころには疲れが最大限となっていた。ゴールドコーストから40q程走ると左写真のような牧場風景となる。そしてまず最初はbinna burra 国立公園だ。ここでは、南国の鳥の鳴き声を聞きながら自然探索路を歩き、右写真のような岩場などを降りていく。5時間のコースだそうなので、途中このいわばで引き返した。森林の香りが強いいいコースだった。
次は、sprinng brook に行くつもりだったが、同じ公園内だが50q程離れている土ボタルが見れるnatural bridge についてしまった。まだ夜には早いのでしかたなく、遠回りでspring brook を見学した。確かにここの絶景ポイントは壮大だ。しかも観光客があまりいないのがいい。
再度土蛍を見に50qを戻り仮眠を取ってから土ほたるを見に行った。洞窟の壁面にへばりついた蛍なので、これはかなり幻想的だ。しかも、青い光は点滅しない。洞窟外の普通に飛んでいる蛍は若干黄色がかった色で日本と同じように点滅していた。写真はすべて昼に一度行った時のもの、蛍はカメラに収めることができなかった。右写真は頻繁にみられるオーストラリアで春を告げる紫の花。これは綺麗で豪華な花だ。ハノイのばんらんにも似ているような気がしたが。カンガルーは夜行性でライトに突進してくるので、たまに死亡者がでるという話でびくびく夜の道を運転して帰る。そういわれれば大型トラックにや4wdの車にはかなりの確率でカンガルー衝突防止バーが取り付けられている。すでにスーパーもやっていない時間だったので、近くの食堂街にてなぜかインド料理を食べて帰った。うまくはなかった。
31(月) currunbin wildlife functuary
結婚式前日だ。まずはANZにて固定と普通の2つの口座を開設する。日本人ンが相手してくれたが、銀行員そのままっていう感じのつまらなそうな人間だったが、仕事以外の話となると目が光る。どうやらテニスのジュニアで全日本の8強に入ったらしい。時間がないときにこんな話を最後にするものだから、式の打ち合わせに送れたしまった。そのあとは、両家8人にて、コアラだっこができる動物公園にレンタカーで向かった。お父さんのサミーさんは、建設業の社長だが、以外にコアラやカンガルーに夢中だった。お母さんは、さすが元ミス静岡だ、そして今はエステ関連の会社の社長だから美しい。さやかもいい相手と結婚したもんだ。そのあとは、夕食に cav's steak house にいった。ここはおすすめのところで、でっかいフィレやTボーンや リブが3000円台で食べられえるお店だ。肉を豪快に食べる店でしかもすごくうまい。安い店なのにワインを8本ものんだものだから、会計はずいぶんいっちゃったらしい。ほんとみんな酒飲みだ。お父さんは60歳なのに俺より強い。なんと新郎新婦持ちだ。この後部屋に戻ったらみんなうちの部屋に集まり、宴会が始まった。あんなに飲んだ後なのにお父さんが持ってきたIWハーパーインスぺリアルが空き、俺が前日買っておいたジャックダニエルも少し飲み始めていた。沙也加はゆうちゃんとけんかし、けりを入れたり泣いたりしていた。これほんんとに結婚式前夜なの?
1(火) St john's cathedral brisbene 結婚式
さて結婚式だ。ブリスベンのでっかい教会で挙式だ。ここは100年の歴史があるというが、ちょうど改修後だったので、内部は新築のように綺麗だった。なんと改修費用は5億円だとか。兎に角りっぱな教会だ。花嫁と歩くバージンろおーどは50mくらいはある。その前に母親が花嫁のベールを降ろす儀式があるが、自分の手を離れることの意味があるという。こんな謂れを聞きながらの式はいい。式後は、海岸での写真撮影、ヨットハーバー近くのシーフードレストランでのパーティーと続く。しかし、どんな時にも周りにたまたまいたオーストラリア人はノリがいいし、親切だ。つくづくこの地での式は正解だった。食事のとき、花嫁の手紙の朗読があるが、これには参ったね。やっぱり家庭第一主義で良かった。
2(水) bald rock 国立公園
さあ、今日からは堅苦しいことはなし、レジャーのみだ。まずはオースティーの一押しの人数限定ボールドロックツアーだ。まだこの会社のみがやっているオプショナルで、一時はセスナにて現地に向かったそうだ。なんとボールドロックまでは400q以上。東京ー名古屋を車で走り、その間ワイナリーでのテイスティング、昼食、そしてボールドロックのトレッキングがある。これを日帰りでこなす。ここは第二のエアーズロックといわれているが、距離や時間のパフォーマンスははるかにこちらがいい。オーストラリアらしいトレッキングとなった。しかし、このツアーでもたけしさんにお世話になった。運よく我々一家のみの独り占めツアーだったが、博識でオーストラリアを愛するたけしさんだからこそ、最高のツアーになったと思う。左写真のような広大な牧場が果てしなく続く道を4時間走る。終盤にwitward という素敵な街を走る。街路樹は何とすべてバラだ。うちにもこの数本でも大きく綺麗に育ってくれるといいんだが。。。そして、更に走るとワイナリーがたくさんあり、有名どころでテイスティングをする。若いのにコクのあるワインができるようだ。それとその赤ワインにスパークリングとなっているのがあり、これが人気だとのこと。季節を逃すと売り切れるようだ。でも、たった2000円台。
さて、ボールドロック国立公園に到着だ。写真中央のはげ山に上るそうだ。これも一枚岩だと。途中の小川にはことらで有名な薬草のティーツリーが溶け込んでいる。このため危ないのに泳ぐ人がいるそうだ。奇石の奇跡が始まった。(右写真)
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頂上までのこの傾斜はきつい。雨が降ると相当危険になるそうだ。暑いときでも大変だよな。中央写真は、一番アンバランスな岩。なんで裸じゃなきゃならないんだか。そして頂上付近にくと、隣にも同じような1枚岩の山があった。でも、ここは雨じゃなくても登り口が危険で登山禁止だそうな。
さて、頂上だ。この辺りは雷などによる自然発火の火事がよく発生する。なにしろ乾いているからなー。このときも頂上から遠くのほうに火事の煙が上がっていた。中央写真の岩はハート岩っていうそうだ。いわれてみればそんな気も。右写真はカップルで通ると永遠の愛がかなうという岩。なんで夫婦でとおちゃったんだろ。
3(木) goldcoast surfinとbayron bayの眺望
さあオプショナルツアーを申し込んでいない中日は、もっともゴールドコーストらしい過ごし方、サーフィンだ。coolangatta という大会が開催されるビーチに行き、一家で2つのサーフボードをレンタルした。ウェットスーツなしで。1枚25au$なのでまずますの値段だ。俺は30年ぶり、息子は初めて次女は数年前に少し、奥さんは約30年前という顔ぶれ。こんなメンバーで大会が開催されるビーチに乗り込んでいった。結果は、以外に波に乗れる。長く立つことはできないが。ここはやっぱり波がいい。力強くで崩れない。こうゆう波なら素人でも楽しく波遊びができる。やっぱり波乗りは環境が大きいね。4,5時間楽しんだあと、有希乃が英会話のため滞在していたbyron bay に行ってみた。 広大で近くに何もない太平洋に突き出た岬からの景色は雄大だ。そして海は濁りがまったくない。なぜか、紀伊半島の南端の町を思い出した。そのあとは、新郎新婦が予約したという海鮮食べ放題のレストランにて夕食だ。牡蠣を散々食べたが、癖がなく素直な味だ。肉も、ワインも海鮮もオーストラリアには若さを感じる。さらにそのあとは有希乃とマッサージを受け、部屋に戻ると花婿と息子が飲んでいたので合流した。翌朝、息子から昨夜は酔っぱらい過ぎだと注意された。記憶はない。下写真がサーフィンをしたビーチ。一見凪のようだが、時折崩れない力のある波がやってくる。息子は数回のチャレンジで波に運ばれる感じになれたようだ。体力的に長くはできないと思っていた俺も、2回ほど出て楽しむことができた。
下写真が byron bay の展望台付近だ。こちらの海も澄み切っている。遠くの海面下のイルカも良く見える。
この後は帰りがてらレンタカーをみんなで返しにいった。タクシー乗り場まで遠いので、バスとトラムを乗り継いでホテルに帰った。そして、また、タクシーを呼んで、夜のシーフードバイキング。ワインも赤白ともにうまい。
5(金) northstradbroke islandへのツアー
さあ最後のオプショナルツアーにて、ブリスベンの東側にある砂洲のような島へ行ってきた。この日は他の日本人ツアー客との混載便だった。フェリー乗り場まで車で走る間に野生のコアラが3匹も見れた。閑静な住宅街にこんなに身近に見れるとは驚きだ。そのあと、フェリーで砂でできた島に行き、四駆でオフロード走行、湖での水遊び。ここでは、オーストラリア人も保養にきていたため、綺麗な奥さんのトップレス姿も見れるという特典までついた。そして、海岸にでて、四駆での自由な走行、ボディーボード遊び、バーベキューと盛りだくさん。四駆での走行は荷台でいったので、インディージョーンスアトラクション風の見世物もあり。帰りは少し寂しかったが、スーパーで買ったラム、Tボーンステーキ、バスタ、ピザなどで、夕食を取り、最終日を閉めた。左写真はフェリーに乗り、前方の島に向かっているところ。これが砂でできた島なんて。高さもあるし、木々も茂っている。中写真は、上陸していった景色のいい岩場。ここでは、イルカがはっきり見ることができた。そして、右写真はオフロード走行の際に説明をお受けた木の種で、この種は火事で焼けた時だけ落下し、発芽するという。さすがに乾燥が強く、火事の多い大陸だけある。
左真は砂の島の中央部にぽっかりとある淡水湖。ここの水はやはり高濃度のティーツリーが溶け込んでいて、抗菌、消炎効果のある水だという。色は浅瀬は黄色深場は、コバルトブルーだった。中写真は、バーベキュー風景。こんな人柄のいいおどけたоスタラリア人が旅を楽しくさせる。
こんな四駆でビーチやオフロードを走る。トヨタって何回叫んでいただろう。(左写真)帰り道でもコアラに遭遇。(中写真)夕食後は金曜日のナイトマーケットに出動。やはり出品は日本とかなり違い面白い。これは例の急に動き出す止まった人。(右写真)