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民族博物館

 

 

 

 

31日(日) 

 一般の独立記念日4連休の2日目は、俺も会社を休み。まずは朝テニスで汗を流す。その後はハノイに出て、ミーディンのちかくにある民族博物館にいってきた。ここは長い時間を楽しめる。ベトナムにしてはなかなかの博物館だった。その後はマッサ。そして、マレーシア帰りの機内でフランス大使館勤めの女性が紹介してくれたビストロブティックにいって来た。旧市街での宿泊も考えたが明日は仕事なのでとりあえず自宅に戻る。でも、一日フルに遊んだ。左写真は、博物館建物。玄関を入ると右写真の民族の東南アジア分布図。なんと、ベトナムのキン族は、カンボジア、ラオスのクメール系民族と同一なんだ。ベトナムは北部は中国系、南部はクメール系と思っていたんだけど。キン族は、マレーシア南部、シンガポールへと飛び火している。そして、やっぱりミャンマーは、中国系の民族だ。青海省からの移住が現在のビルマ族の起源だ。そして、タイは、インド系。それ以南は、10世紀まで歴史の記述のない南アジアの原住民だ。

下写真は、中部に住むタイ族の特別展示室。わずか前世紀半ばの新しい写真だが彼らは裸族だったんだ。それにしてもやっぱりベトナムの女性はたくましい。咥えタバコでみんな仕事している。ベトナム少数民族の家長は、女性というところが多い。

下左写真は、ベトナムのマジョリティー、キン族のもの。昔から二輪車にいっぱい荷物をくくりつけて運ぶのが得意だったんだ。後は、少数民族の民芸品の紹介へと続く。山岳地帯の少数民族は、どれもカラフルで綺麗な衣装を身に着けている。

左写真は、成人式の儀式。こうして大人の責任感を身に着けていく。

そして、別棟は、東南アジア館。各国の生活品や民芸品が展示されている。ここもなかなかだ。でも、一階だけ。立派な二階三階は、何に使われているんだろう。

屋外は、各少数民族の典型的な住居を再現したもの。竹の床は弾力性があり、高床式なのでなかなかスリリングだ。でも、室外の気温とは打って変わり、室内の温度は下がりすごしやすい。いろいろ考えて材料を選び、デザインしてるんだね。このあたりで、あー、ここは一度来たことがあると気づいた。赴任早々、当時の同僚Mさんと、会社の女子スタッフとその友達とでここに着たんだ。当時は英語もよく理解できなかったし、兎に角暑さが大変でほとんどなにも覚えてなかったんんだ。まあ、これからベトナムって時に、少数民族うんぬんは、俺にはきつかったかもしれないな。

特設会場では、水上人形劇をやっていた。古くからの民芸だが、今で観客は多く、笑い、はらはらしている。多分語りは現代的なんだろう。横からも見れたので、操っている人達の苦労も知ることがっできた。右写真は、ある部族の霊壇。しかし、元気のいい彫刻だ。五穀豊穣を願ったものとのこと。この手は日本の温泉にも見られるが、同じ目的かな。

バンスワンでマッサージ後、マレーシアからの帰国便で同席したフランス女性に教えてもらったレストランへ行って見た。セットメニューは、なんと1000円以下。その3倍以上のワインを1階で購入し、飲んだのでそれほど安くはならなかったが・・・でも、本場のフランス料理のわりに安い。