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バス小旅行

 

 

 

9月23(日)

 バス小旅行。暇だったのでハノイの旧市街まで買い物に行ってきました。行きは、何回か乗った中型バス。今回は目的地に素直にいけたけど、満席で一番後ろに乗せられ、なんせクッションがないに等しいバスだもんだから、道路の凹凸のたびに脊椎捻挫するほどのショックだった。旧市街につき、お土産物屋に。なぜかこんなこぎれいなお店に入ることができました。しおり6枚、コースター6枚セット、テーブルクロス2枚を買い、14$。相手が値切る気のないのを見て、全く負けてくれなかった。この後、家に何かほしいものないかと電話したら、そうたぐいのものは全くいらないから絶対買わないでと言われた。そこまで言わなくてもいいんじゃねーか。でも、ベトナムの民芸柄ってのーは、何か魅かれるものがあるんだよなー。

  

あまり好きじゃない買い物をし、家に電話かけてストレスが溜まったので、baker cafeってところに入ってみた。こんなおしゃれな店があったんだー、ハノイにも。店内の雰囲気、音楽もいいし、パンも飲み物も旨かった。大体引っ越してからもと住んでたところの良さってわかるもんだよな。

  

そして、近所を散策。やっぱりホアンキエムの回りは落ち着くわ。近くにこんな素敵な教会もあるんだよな、今日はなぜか休みだったけど。ホアンキエムの回りではウェディングドレス着たたくさんのカップルが結婚式用の写真撮影をしてた。これが二人のピークってやつかな?ちなみにベトナム女性は、未婚の場合子猫ちゃん、結婚語はタイガーと呼ばれている。街を歩き、夫婦でやってる小売り店などに入るとこの意味はすぐにわかる。男性スタッフの話からもこの様子は窺える。

  

さて、帰りの時間。ハノイには大体東西南北に一箇所ずつその方面へのバスターミナルがあり、ここザバットは、南方面のターミナル。これだけバスが無秩序に並んでたらどれに乗っていいのか全然わからない。中央にチケット売り場があり、そこでチケット(たぶんローカル160円のところ外国人料金は、200円)を買うと、売り場で待機してたおばさんがバスまで案内してくれる。これがそのバス。これだけ密集したバス集合舗装面にあって、クーラーがない。写真中央に見えるのは扇風機。

  

しかし、なんで運転席にこれだけの線香焚くんだ領ろう。暑いし、いつ出発するかわからないで、当惑していると。そこはそれベトナム人。みんなで、どこへ行くのかだの、職業は何かだの、家族はどこかだの、暑くはないかだの、いろいろ世話してくれる。このおねーちゃんは、ここは扇風機が当たるから涼しいと席を案内してくれ、しばらく話の相手(ベトナム語だから、あまりわからないけど)をしてくれた。彼女はなんでも薬学部の学生で今日はおじさんのところに遊びに行ってきたとの事。なんで、ベトナムの学生は英語が話せないかと聞くと、いまでと同様、話をはぐらかされた。なお、技術系の大学の受験には英語は不要とのこと。それにしてもにぎやかに盛り上がった。まあ、こういう人との気軽な付き合い方って、もう俺の子供のころにはなくなってたなー。戦後の日本にはきっと残っていただろうけど。