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2022年5月2-8日

瀬戸内旅行

               

 

 

 

 

 

2日(月)瀬戸内旅行スタート 

 仕事後、さやかの家に行き、奥さんと合流し、風呂に入り、夕飯を食い準備万端。さあ、瀬戸内旅行だ!!いきよいよくスタートしたが、仕事後に一息ついて長距離ドライブはなかなかきつい。まあ、特にスケジュールのない旅だ。疲れたらそこで寝て休むのが唯一のスケジュールだ。浜松あたりで22時。さすがにもうろうとしてきたので、奥さんと運転交代。それでも12時を過ぎたので関ケ原近くの養老パークエリアで仮眠を取ることにした。ここは以外に寒かった。下はももしきを追加、上はセーターを追加した。

3日(火)瀬戸内旅行二日目

 やっぱりぐっすりとは眠れないので4時頃起き、珈琲を入れて飲んでから5時前にスタート。阪神の高速道路網はわかりにくかったが、淡路島から四国入りした。天気はいいし、空気はキリっとしているいい旅行日和だ。四国の高速道路を乗り継ぎ一気に高松に入りまずは、栗林公園の駐車場へ。ここを拠点にさぬきうどんを食べ歩く予定だ。まずは、来年のフランス旅行のチケット予約。奥さんはマイルのサービスチケットをものすごい早業で獲得し、大満足。ほっとしたところで、うどんは栗林公園近くの上原屋本店。11時前なのにもう30m行列ができている。いつもなら別の店に移動するところだが、やっぱりうどん、客のはけがいい。15分程度の待ちで、これぞさぬきうどんっていう旨いのを食べれた。いりこだしの味が透き通っているつゆと、口当たりがつるつるなのに、やわらかくて腰のある麺。こりゃ極めた職人のうどんだ。凄い。公園に戻りせっかくなので、園内を一周。20年前の懐かしい場所で写真も取ってきた。そのあとは腹ごなしに、瀬戸内の絶景スポット談古嶺を散策してきた。札所84番千光院では、さやかの安産祈願。春の少し霞がかかった瀬戸内もやわらかくていいもんだ。そして公園へ戻る途中に二件目のうどんバカ一代っていうこのあたりの最高評価の店に行ってみた。今度は100m級の行列だ。さすがにこれを我慢できるほど人格ができていない。他の店も行列が激しいので、別の街のうどんやをめざして出発。そしてやっと評価の高い店を三豊市に見つけて行ってみたら、なんと本日お休みだって。こりゃがっくり。店の駐車場にて別の店を探していると、続々と車が入ってきて、あたりを窺っている。開店再開かと思って素早く反応するうどんフリークだ。獲物をあさるハゲタカのような連中だ。こりゃ田舎の街でも油断できない。気を取り直し、奥さんのプチ観光地の父母ヶ浜に向かった。ここは、この海岸は日本のチチカカ湖と呼ばれていて写真スポットだそうだ。ここも駐車場への行列が凄い。でも何とか潜り込み、海岸にでてみると、若いカップルが群れをなしてカメラを構えていた。俺たちも取ったが何故チチカカなのか意味が分からかった。うーん、この騒ぎって何?もう夕方になったので、車中泊場所とうどんやを求めて観音寺市に向かった。うどんや閉まってしまい、食べれなかったが、ここの海岸の琴弾公園は車中泊のスペシャルスポットだ。街の反対にあるおおのはら萩の湯でコリをほぐしてからハローズで夕飯を買い、車中泊。気持ちよく寝れた。

4日(水)瀬戸内旅行三日目

 目覚めて珈琲を飲み、昨夜に調べた朝6時からやっているこがね製麺所観音寺店に6時に行ってみる。さすがに6時では行列はないが、食べ始めると店内のセルフ通路は人が鈴なりだ。四国のうどんってなんなんだ。でも、うまいんだからしょうがないよね。ここは麺がやや硬め、つゆはほんの少し雑味を感じる。まあ、6時からやってるチェーン店だからね。この後は、高評価の讃岐手打ちうどん わだちに行く予定だが、開店まで時間があるので、公園近くの琴弾八幡宮に登ってみた。ここからの瀬戸海もいい。しかも公園内砂地には100m角の砂銭型が見下ろせる。八幡宮やたくさんの松の変形古木を見て回ったあと、開店の若干前にわだちうどんに行ってみると、もうすでに駐車場がいっぱいだ。ここまで浸食してるのか、こいつらは。まあ、人のこと言えないけどね。そこで奥さんが見つけたのが穴場だ。かなくま餅11号線店だ。ここは餅が本職だろうが、通常のうどん店を同様なシステムでうどんもだしている。ここのうどんは高松の上原屋と同等のうまさだった。うどん同様さばの煮物、そして本業の餅とともに満足させてくれる味だった。そして名残惜しい観音寺市を出発し、時間あるので、国道にて松山に向った。松山はh氏、y氏と宴会予定だった。h氏とは学生時代10畳二間で共同生活をした最初のサッカー友達だ。彼は一緒に生活し始めた年に車を借り、函館に向かうが、凍結路面でスリップし、借金返済のため、俺のバイト先の同じビルのスナックで働き、結局3年間で必要単位が取れず、放校になり、四国で羊飼いやらし、結局いまは税理士でやっているとのこと。懐かしいほぼ40年ぶりだ。そうゆう変化に富んだ青春時代を送ったやつだが、俺と一緒に生活したのは楽しかったと言ってくれた。やっぱり40年ぶりでも同じ感覚で話せる、友達っていいもんだ。二次会はうちの奥さんを呼んでバーで乾杯。これもまたいい。

5日(木)瀬戸内旅行四日目

 少し酒が残ったが、朝は6時半からホテルのバイキングを食べる。やっぱり味噌汁やジャコ天などに地域の味が出ていて旨い。でも、手袋とマスクは早めに解除されるといいんだけどなぁ。チェックアウト前に時間があったので、松山城に行ってみた。松山市が全貌でき、お城のレトロ感とからんで面白い。そのあと、奥さんの唯一の楽しみの柑橘系の宝庫、JAえひめ中央市に行ってみた。ここのみかんの種類の豊富さは見事だ。二つの列の商品が全部いろいろな種類のみかんだ。種類によって味も大きく違うんだ。宴会、みかん市とお互い満足したところで松山を離れ、しまなみ街道の四国側の大島に行ってみた。今治から高速に乗ってみる瀬戸内の小島の景色はここが多分最高だろう。絵の風景のように、島がきらきら輝いて見えた。大島では最初に亀老山展望公園にてこの景色を再確認した。海の色はエメラルドグリーンでなく、明るい水色だが、まるでギリシャの島々のようだ。そして、バラ公園に行った。ここは海岸近くの平地だが、気の遠くなるような種類のバラが規則的に植えられていた。地中海洋気候のせいか、バラの色とかおりがとても濃い。公園の端には車中泊できそうなスペースがある。俺的には夜はここに戻ることにしていた。つぎは、島の反対側の海賊博物館だ。瀬戸内の海賊って、瀬戸内の安全航行や秩序の維持を図る以外にまっとうな家柄の人たちだったんだねぇ。昼過ぎになり、腹減ってきたのでスーパーに行くと、地物の魚介があった。ここで、鯛、キス、イカなどを仕入れ、焼き物する場所を探す。奥さんのひらめきにより。海賊博物館の近くの海岸線のキャンプ場にした。料金は1200円!。ここでも俺の意見は却下されたが、素晴らしいキャンプ場だった。静かな砂浜で近くの対岸には比較的大きな無人島、そして周りに瀬戸内の小島が見える。だた、大きな車は脱輪ぎりぎりに通れる道しかここに来る道はない。だからこの値段なんだと思う。客は他に二組だった。綺麗な海岸からの景色を独り占めだ。心地よい砂浜の波音を聞きながら寝ることができた。

6日(金)瀬戸内旅行五日目

 もう一日いたいところだが、キャンプ場を後にし、尾道市の市役所駐車場に車を止め、坂の街千光寺公園付近を歩きまわった。急な坂に数多くの寺社が建てられているが、映画にあるように、坂に数多くの住宅があるわけではないとわかった。散策後、尾道ラーメン店を探し、潮ラーメンでんやす って店に入った。うどん同様、澄んだあっさり系スープ、さかなのトッピングと、こちらも絶品だ。駐車場近くでは開店前に中華そば朱っていうお店に20m近くの行列ができていた。関西の食いしん坊たちは、うまいもん食うためには多少の辛さは気にならないんだ。つぎはレトロな住宅街と近くの島への5分のフェリーで有名な鞘町に向った。レトロはいいけど町内の路の細さには驚く。町営駐車場に入れるときも後5o位で擦るところだったかなー。120円フェリーで仙酔島に行く。でも、落石の影響で、観光通路は通行止めになっており、どこにもいけない。これなら、フェリー乗り場にもっと大きな字と絵でこの状況を書いとくべきだろ。まともな観光船なら。島から戻り街を散策したが、気になったのは、保命酒。まあ養命酒の親戚だろーが、車には一杯に持つがあるため、割れる可能性のあるボトルは購入できなかった。試飲しときゃよかったなぁ。昼食は、駐車場付近のこじんまりとこぎれいなお店だった。店に入ると綺麗なおねーさんが迎えてくれた。よく見るとカウンターがあり、ボトルが置いてあった。あー、こりゃ夜はスナックになる店だー。大失敗。煮魚定食、アナゴ定食を注文したが、味もそれなり。そして、琵琶湖との中間あたりで今夜の寝床を探しに岡山に向った。岡山の北部にたけべ八幡温泉がり、ここの日帰り温泉に入り、川際の駐車場で車中泊することにした。朝のバイキング、昼の定食であまり腹減ってなかったので、酒とつまみとカップ麺にて夕食とした。二日ぶりの風呂はほんとさっぱりした。

 

7日(土)瀬戸内旅行六日目

 5時までぐっすり眠り、いい加減フロントガラスも汚れ、朝日がまぶしい中、最終宿泊地となる琵琶湖南岸の瀬田に向かった。まず最初は比叡山延暦寺、ここは高速JC付近から延暦寺方面への有料道路が続いている。観光スポットは、東塔・根本中堂、西塔、横川中堂と3か所となるが、最初のスポットから次に移動する場合はさらに有料料金が1700円追加される。国宝殿は国宝は書物2点、寺社の大きさはうならせれられるが芸術性はいまいち、等なにか金満手記の匂いがプンプン。その北にある永平寺の修行僧のもつ雰囲気や質素だけど芸術性の高い仏殿などと比べると少し疑問を抱かされる観光地だった。そのあとは、奥さんがとっさに見つけた店でランチとした。ここは、住宅街にあるお店で料理は京風、野菜をふんだんに使った料理を出してくれ、店内の雰囲気も庭の様子が見れたり、JAZZ BGMの選曲の良さなど、再度来たくなるお店で、味もかなりいけてるお店だった。なによりちとクールで無愛想そうなマスター?の身の振る舞いが魅力的だった。草津イオンで休憩後、ホテルに車を止め、京都にうまいもんを食べに行ってみた。せっかく歩いて行った二条城は閉門されていたが、そこから一条くらい下った京彩和食こばやしは、なかなかだ。黒塗りの京風一軒屋を入ると、京風おかみが対応してくれ、京風丁度に囲まれたターブルでくつろげる。久々に良く温度管理されたぬる燗がうまかった。そして、コースは10品をこまめに出してくれる。手の込んだ数多い料理を時間をかけ、ゆったりと食べることができる。これぞ京料理といえる経験だった。今回は当日予約でなかなか店がみつからなかったが、今度は事前予約して訪れてみた。

8日(日)瀬戸内旅行終了

 目が覚めてしまい時計を見ると3時前、起きてしまえば渋滞を避け早めに出たいので、出発することに、3時半に町をでた。新東名のおかげでだいぶはやく、厚木JCにつき、さやかんところに8時前に着くことができた。お土産のミカンを配り、家には10時前に無事帰ってこれた。まだまだ俺もいける。午前から午後にかけ、この日記を書いている。今回の旅行は四国のうどん、40年ぶりの友人との再会、関西の芸術的な料理と3つのテーマとなったが、ほんとに楽しい旅行だった。いつもいっしょにいる奥さんだが、今回もぴったりと一緒にいて特にけんかもしない。夫婦ってのも不思議なもんだ。