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2017年11月23日

西伊豆と箱根

               

 

 

 

 

 祭日の木曜日と翌日を年休にし、西伊豆に一泊で行ってきた。25年ぶりの西伊豆だが、ここはいまだに来る価値のあるところだ。海岸沿いの景色や温泉など見どころはたくさんあるが、やっぱり一番は、海女さんや漁師など魚のことをよく知ってる方がやってる民宿での魚料理だ。何気なく出してくれるその魚料理は大規模なホテルの決まりきったメニューではなく、地元の人が季節ごとに感じる素材のうまさをよく引き出している。やっぱり、地のものをその地で食べるのは最高だ。それにしても今回は大荒れの季節に来たので、潮がかなり離れた駐車場まで容赦なく降ってくる。この地では、新車は変えないとのことだが、すでに塩の結晶がボディーやガラスに一面に発生してしまった今年買った俺の車も、錆が発生しないように洗浄しとかないとな。圏央道を通り、東名沼津から南下し修善寺から海岸沿いに向かう経路は快適だった。前日からの雨も昼には止み、西伊豆の綺麗な海岸線の景色を見せてくれた。下写真右は、恋人岬だ。海岸線の先には雪をかぶったばかりの綺麗な富士山がくっくり見えた。しかし、この歳で恋人岬ってのもなんだが。三枚目は、黄金崎公園。ここはまあ、そこそこってな感じかな。右写真は、堂ケ島。ここでは、遊覧船からの岩場捲りを考えていたが、大しけで中止となった。すごい荒れようだ。風速は30mくらい。潮が駐車場まで飛んできていて、ちょっと車をおいただけで、フロントガラスかボディーまで塩の結晶がびっしりついていた。しかし、こんななか、奥さんは平気で危険な岩場の道をずんずん進んでいく。

左写真は、天窓洞。岩場の洞窟の天上部分が丸く抜けているところ。ここは船で回るはずだったんだが。二枚目からは、堂ヶ島の町営露天風呂。民宿の人は大しけだから今日は中止かなって言ってたけど、何とか営業中。客は俺たちだけ。岸壁の上にある露天風呂だったので、風が容赦なく吹き込んでくる。建物が倒れるんじゃないかと心配だった。しかし、独り占めの露天風呂で波の砕ける音と、強風の中、夕焼けを見るのも何かおつなものだ。

民宿の魚料理は最高だ。メインのキンキの煮つけ、刺身盛り合わせ、カサゴの姿揚げなどどれも旨い。朝飯も当然魚づくし。一年に一度は味わいたいね。

修善寺は、25年ぶりだろうか。もう記憶の中のものとはすっかり変わってしまった。この露天風呂には入れないよね。昔はまだ入れたのに。修善寺では、秋の特別公開で裏の庭園の公開をやっていた。まあ200円の価値そのものかな。各地の温泉はそれぞれ顧客獲得に苦労している中、ここの努力は少し足りないかな。客室、景観など、将来が少し心配だな。

箱根彫刻の森美術館は、予想外によかった。寒い日だったので、屋外の散策はきついかなと思ってたけど、展示物はいいし、屋内外ともによく考えられた興味を引き付けづづける場所だった。誰かは知らないけど、いい趣味してるよなー。日本でこれを始めるのは大変だったろーなー。フジテレビで儲かってるのかな。ピカソ館も含め、展示物の購入価格だけで相当なもんだろーな。でも、今後数世紀、人々を引き付け続けるだろーな。最後の写真は景色のいい高台からの富士山写真。でも、あの迫力は写真ではうまく表現できないよねー。