男体山登山
4日(木) 車中泊
連休六日目、痛風は12日目、どこにも行かいのかとブツブツ言われたが、今回の連休は家で健康管理を進め痛風のリハビリを完成させようと思っていた。でも、やはり出かけなきゃならない時もある。今回な高速に乗る必要のない日光に向かうことにした。俺は痛風リハビリだが、奥さんは健康すぎるくらいだ。当初戦場ヶ原近辺のハイキングなどを予定していたが、なんと今回は男体山にとざんすることになった。車中ネットで調べると、5月5日が開山日となっている。今日は4日などので、あーあと一日遅ければねーとの話になったが、なんと車中泊で翌早朝に登山することになっちまった。あー、俺の足のおや指の付け根は持つんだろーか。昼過ぎ着いたので、お決まりの華厳の滝見物、そして、戦場ヶ原と向かったが、すでに17時近く、日は陰り始めていた。そこでまずは湯元温泉に入り明日に備えることにした。ここの温泉の成分は硫黄泉で激しいにおいがあるが、湯はこなれているので草津のように下品な感じじゃない。そこで、痛風後、初めて湯に左足を入れてみた。気分がいい。しかし、このあたり唯一のコンビニらしき小売店で食事を買い込むころには少しづつ痛み始めていた。登山口の二荒山神社の無料駐車場に車を止めて準備が済んだころにはずきずきしてきた。十時には車中で眠ったが寒くて何度も起きる羽目になった。やっぱりこのあたりは寒いんだなー。下右写真は湯元温泉の湯畑。相変わらずいい匂いなんだなー。
5日(金) 男体山登山
連休七日目、痛風発症後13日目は、5時前に起き、トイレ、朝食と6時からの登山に備える。左足の痛みはおもったほどでもなく、何とかゆっくり行けば登頂できそうだ。あさ、登山開始。下の左写真が神社の登山口。今朝は開山日だったので、10時に式典があり、右の側道を通って登山開始した。まずは急こう配の石と木の階段だ。相当息を切らして登り切ったところがやっと1合目。これにはショックが大きい。それからは、クマザサと白樺の土の道をひたすら歩いていく。このころまではまだ精神的にも気分がいいんだが・・・。
三合目は、一度勾配の緩い舗装道路になる。これには騙された。そのあと9合目までの地獄の登山道には、打つひしがれた。中写真が3合目からの登山増だが、ゴロゴロ転がった岩の上をあるいて急こう配を上がっていく。これはきつい。そして、5合目あたりからは右写真のような雪の登山道だ。本格的な登山靴でもなし、滑り止め防止も持っていないし、ストックもない。この雪と岩の登山道は、登りも下りも精神面体力面ともにへとへとにさせられた。
9合目以降は山頂の感じが伝わってくるので疲れが吹き飛ぶ。天気が良く視界は良好。北の月山、西の白馬、南の富士山(今日は見えなかった)、西の筑波山まで見通すことができる。朝日山や八海山など酒で有名な山も綺麗に見えるし、近くの武尊や昨年上った白根なども綺麗に雪をかぶった状態で見える。
まあ山頂はそれでも天国だった。4時間かけて登ってきた。しかし、帰りは悲惨だ。疲れもあるし、転倒の心労と痛風の痛みで限界を超えた。3時間半とかなり時間をかけて降りてきたが、登山道の悪さをそのあたりにいた登山者に悪態をついていた。頭痛もあり、帰りの運転は半分奥さんに任せた。もう当分山はいいや。




