7月16日（日）　

　朝は4時に起きてみずかき山に出発。圏央道、中央道のコースにしたが、やはり八王子JCでは若干の渋滞、まだ6時なのに混むなんて、やはりここは避けて通る場所なんだなー。8時前に山荘に到着し、分厚い靴下を履くがやはり右足首は腫れてきていた。でも、もう戻るわけにはいかない。少し痛むが固い登山靴ですっぽり包み出発した。この山は巨石が点在しているので景観がエキゾチックで人気の山なんだが、登山道にも岩の大きなかけらがゴロゴロしている。最初は右足が少し傾くだけで、ひやひやしていたが、気にしていたらストレスで参ってしまうので、登り続けた。木が多くほとんどが木陰の登山道だが、全体的には急登なので息が切れる。中間点の桃太郎岩は見事に真っ二つに割れている。名前の由来がはっきりわかる。そこを超え、しばらく行くと再度岩場の急登となる。ここは体全体を使って登らなきゃならない。鎖や岩の端をつかみながら頂上にやっとたどり着く。これだけでも疲れるが、山頂近くでは直立の巨石でロッククライミングをやっている人も多かった。どんな体力なんだ。頂上からは北に八ヶ岳、西に南アルプス、南に富士山、東に秩父連峰と景色が素晴らしい。でも、足元の岩の向こうは崖っぷち。これ落ちたら完全にあの世だね。下山時、金峰山との分岐点付近には天然水が沸いていて、この水は最高にうまかった。みずかきって山の由来に何か関係あるのかな。下山後は近くの増冨ラジウム温泉に行こうとしたが、なぜか日帰り入浴は営業していなかった。なので、清里近くのたかねの湯っていう温泉施設に行った。場所も軽薄そうだし、古来の湯ではないので期待はしていなかったが、以外にいい湯質で、長く浸かっていた。宿泊先は大菩薩湖までもどろうかと思っていたが距離があるし、疲れていたので、スーパーで夕食を買い込み、本日の車中泊は道の駅小淵沢とした。困ったときの道の駅。でもここは車中泊場としてはAランクの場所で駐車場はキャンピングカーが多く、ほぼ満車状態だった。でも、夜も車外に出て星をみるわけでもなく、みんな車の中でじっとしている。ここに何しに来てんだろーな。火をつかったり、車外に椅子を出してしゃべっていたのは俺たちだけだった。不思議は人達だな、この人達は。今日は昼はとても暑い日だったが、ここの夜はキリっと涼しいし、なんといっても蚊に刺されない。窓を開けて寝たが一度も蚊の羽音は聞こえなかった。帰りに寄った上野村の川岸は良いキャンプ場だった。今度孫たちを連れて来よう。