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九州旅行

 

 

 

 

17(日) 九州旅行初日 

 さて三連休は九州に奥さんといった。高千穂峡、黒川温泉、吉野ケ里遺跡、佐世保、長崎をほぼ二日間で回るハードな日程となってしまった。まずは空港におり、地震で大きな被害のあった益城町だ。街の家屋の屋根の半分近くにブルーシートがかかっていて、被害の大きさを感じられる。小山の一部も土砂崩れの後で赤土が包丁で切ったように剥き出ていた。熊本市内のほとんど無傷の状態とはだいぶ違っている。ここを過ぎ、高千穂峡に向かう途中で山都町の街道沿いのラーメン屋に入って食べてみると大正解。熊本ラーメンをベースにした火の国ラーメンとちゃんぽんだ。以外にあっさりしていていける。

天皇の祖先の神々が天上より降り立ったという高千穂峡は、予想通りの神秘的な渓谷だ。溶岩が固まる際にできたという両岸壁は神の通ったあとのようにひび割れている。なぜか、地元の若いカップルもたくさんいた。あまり若い人向きの観光地ではないんだが。

高千穂神社の境内には古くて大きな杉がいっぱい。中でもひときわ目立つのは夫婦杉。この周りを手をつないで三回回った。これで定年後も夫婦仲は安泰だ。右社員は黒川温泉に向かう途中の阿蘇岳とねこ岳。さすがに外輪が大きくこの中は雄大な景色だね。

黒川の両脇にある温泉街だが、よくできた温泉街だ。きっと誰がコンサルタント的な人がトータルコーディネートした温泉だ。清潔感があり、同一のトーンでデザインされているが、アキが来ない工夫がされ、ソロぞれの温泉もこれにしたがっている。でも、やっぱり俺には作りすぎ、もう少し雑で汚い部分もあって多様性があるほうが自然だな。でも、女子には相当人気があるようだ。右写真は常に人気上位の新明館の玄関付近。

街の人通りの多さの割に露天風呂は空いていた。でもこじんまりとしてるがいい風呂だ。右写真は、ご自慢の洞窟風呂。中には一周できるほどの温泉道があり、そのわきに二つの個室的な穴場がある。外から中が見えないせいか、混浴なのになんと二組の若夫婦が入ってきた。

洞窟温泉の穴場。なんとこれ全部手掘りだそうだ。右は、飲泉場だ。この温泉は、硫黄臭くなく、あっさりしてミネラルウォーターのような味なのに深みがある。でも深みの理由がよくわからない。素晴らしい味だ。

今晩の泊りはにしむら旅館だtった。さすがに直前の予約では有名なところはもう一杯。それでも、やはり宿の置物や装飾にはどくどくの工夫がしてあり、ゆっくりとくつろげる。右写真は露天部l路の男湯。

左写真は露天の女風呂。中は屋内の男風呂。川沿いのいい旅館だった。でも食事はかなりの年配の方がやられていて少し不自由な場面もあった。翌朝は右写真の川を上って5分も歩くと、

これまた人気上位の奥の湯。左は混浴露天風呂となっていて、この右わきにはやはり洞窟風呂となっている。右写真は、川側の露天風呂だ。ここも奥の滝からの音が素晴らしい。

ただで差で、圧倒的な量と種類の熊本の植物だが、ここ黒川温泉では草木がふんだんにセンスよく配置され、しかも自然に感じられる。この温泉の人気を形作る大きな要因の一つだ。

18(月) 九州旅行二日目 

 朝ぶろの後は佐賀県に出て、炎天下の吉野ケ里遺跡をあることにした。紀元前5世紀から紀元後3世紀にいたる長い期間の遺跡と最古最大級の墓をもつ総合遺跡であり、非常に興味のある歴史公園だ。農民層の村、蔵と市、集会場。そして支配者層の村と政の場所が、大きな杭で区画され、外的内部の反乱などから防御されている。下の右写真は、農民層の村。堀と杭の塀と、その内側のとがった侵入防止の杭がしっかりと周りを固めている。

蔵と市の一角では盾と矛などの兵器も収めれれている。絹織物なども自作し献上品として保管している。

家屋の内部の様子。どうも一夫多妻制だったようだな。うらやましい。

ここは、支配者層が政をするこの国で一番大きな建物。二回は王や大人の相談場所。右写真の三階は、占いの場所。邪馬台国は、ここではなかったのか。との思いも伝わります。

北墳丘墓と呼ばれる古墳。このいたるところにつぼが横に埋められ、その中に王や兵士の遺体と装飾品や武器などが埋葬されている。この北には古代植物園があり、当時の道具や着物なとが展示さrている。

弥生くらし館の中には魏志倭人伝の那に関する記載部分の原文と読み下し文がある。距離の記述や対馬のことや邪馬台国の周りの国々の配置や名前からして、やっぱり邪馬台国ってここだったんでは。炎天下の吉野ケ里遺跡探訪は大変だった。

九州横断の自動車道で西に向かい、長崎に行く予定だったが、気が変わり佐世保に行くことになった。ここは、思ったより近代的な湾岸都市だった。アメリカ海軍基地と海上自衛隊が湾にならんでいる。その近くに海上自衛隊の博物館があった。ここは、近代の対戦の記述から戦艦模型や武器、制服などが展示してある6階建ての立派な建物だ。写真撮影用に制服が展示してあり、着用自由だったので、帝国軍旗を背景に自我どり。顔がふやけてるのでなかなか決まらない。

昼食はモダンなショッピングモールにあった佐世保バーカー。遅い高いまずい、おまけに胸やけがしてまいった。しかし、夕暮れ時に訪れた石岳展望台からの九十九島の景色は最高だ。海のやさしさやおおらかさが伝わってくるような素晴らしい景色だった。写真ではこの感じはなかなかでないねー。

いい景色を見た後は、大村湾の西側を通って下道を二時間以上かけて長崎市のホテルに向かった。ホテル近くの中華街の迎えの繁華街にて海鮮料理を食べる。安くてうまい地物の魚が散々食べれた。こりゃ熊本より安いね。

 

 

19(月)  最終日

 さて最終日は、あまり行きたくもなかtたが大浦天守堂、グラバー園、オランダ坂、洋風住宅群などを一人で見て回った。まあ、評判の割にはって感じのところだったか。でもグラバー園の庭園の植物の種類と配置はさすがだ。港を見渡す景色もいいね。

 

左写真は、グラバー園の最上部から降りているスカイウォーク。オランダ坂付近の洋風住宅群の雰囲気もいい。

一番の収穫はあまり観光名所として有名でないべっこう博物館だった。この技術は素晴らしいね。この後は4時間近くかけて熊本へ。