さきたま古墳公園 さきたま火祭り

 古事記によれば、天孫邇々芸命(てんそんににぎのみこと)が大山津見神(おおやまつみかみ)の娘、 神阿多都比売命(かみのあたつひめのみこと)またの名を木之花佐久夜毘売命[木花開耶媛](このはなさくやひめのみこと)と婚姻。
ニニギノミコトに一夜の交わりで妊娠したのを疑われたコノハナサクヤヒメが、疑いを晴らすために、産屋に火を放って、 その中で火照命(海幸彦)、火遠理命(山幸彦)を生んだとある。 「火祭り」命名はこの故事による 。

 

公式ホームページ、さきたま火祭りは、こちら。さきたま古墳公園は、こちら

 

 

火祭り会場にて

この藁でできた建物が、産屋です。祭りクライマックスでは、火が放たれ、ものすごい勢いで炎上します。

 

地域住民が扮した古代人の入場。数百の人が参加しているお祭りです。松明も重そうー。

 

 

コノハナサクヤヒメに扮した、女性。すばらしくきれいな人でした。入場時、カメラフラッシュは真っ盛り。残念ながら暗かった。

 

 

 

ものすごい勢いで火が放たれた産屋。火に照らされる二人の神は、幻想的でした。

 

 

産屋の炎を受け、古墳頂上から次々に降りてくる古代人。二つの古墳からの炎の行列は、すばらしい。この後、季節がら珍しい花火が上がり、祭りは終了です。

 
若いカップルにお勧めのお祭りです。この火祭りが結婚式をかねていたら、さぞかし思い出の残るものになるでしょう。