25日(日)
三連休二日目は、さやか、ゆきの親子との大人4人、孫5人での富士山こどもの国へのキャンプ旅行に出発。やはり日曜の朝は特に大きな渋滞もなく目的地に到着した。ここではいろいろな惨事が起こりすごく楽しくスリリングな休暇となった。施設は充実しており、安い入場料で、いくつもの遊び場に行けることができる。まずは体操教室。ここでは体操の先生の指導でいろいろやるが、それぞれの孫の個性が出て面白い。まずは、そうたが倒立から膝かかえの技で強打し泣いていた。最年長なのに。お次は蜘蛛の巣アスレチック、さくたがこれに入り助け出しの方法がないので焦った。そして牧場で乗馬。ドコモ指導員がしっかりいて、安心して遊ばせられる。しかし、アルパカは性格悪く、唾を狙って吐きかけてくる。15時に終了て、キャンプ場に向う。今日は落ち着かない天気のため、テント泊の予定をキャンセルし、パオ泊に替えたそうだ。荷物を運び込み、外でのバーべキューのため、炭にやっと火が回ったところで雨が降り出した。しかたないので炊事場を占領し、そこでバーベキューと煮炊きを始めた。この時、誰かがまだ熱い火のついてないガスコンロをバーベキュー台に載せて置いておいたので、これをぎゅっとつかんださくたは火傷した。結局さやかが常駐の看護師の所まで連れて行き、応急処置をしてもらった。二人目の犠牲者だった。酒にも食事にも満足し、ゆきのは孫たちを連れ、シャワーを浴びに行ったが、ここで事件は起きる。なぜかこのシャワーは使用前に冷水が噴射し、シャワー室を洗浄するシステムで、これを知らずに入った6人は一気に暗闇の中で冷水の噴射を受けパニックになり、みんな泣いたそうだ。6人いっぺんに犠牲者となった。これを聞いた俺は喜んだが、俺が入るときは冷水噴射を避けることができたが、なんと一回シャワー室を出ると温水シャワーが出なくなる。両替機はないし、しかたないので洗面台で体をふくだけに終わった。これを聞いた奥さんは大笑いしていた。でも俺はあのすごい噴射の中、ゆきのと孫たちのパニックを想像して、夜中に何回も大笑いしていた。
26日(月)
最終日はもう5時になるとみんな目を覚ました。富士山の写真スポットに行き写真を撮り、朝食を昨日と同じ炊事場で食べ、荷物をリアカーに乗せて駐車場に出発して、昨日を同じ公園に行った。公園Pから入り口まで歩くと、しゅうが遅れて奇声あげる。歩きたくないようだ。何回もこれを繰り返すのであきれていたら、はるきが遅れているしゅうを連れに戻った。動かないので後ろから押したそうだが、この時しゅうは前に倒れ、どうやってぶつけたのか、顔面から出血した。これまでストレスが溜まっていたゆきのはこれに逆上。こんなおんぼろ公園入りたくないと叫び、しばらく入り口で留まっていた。はるきはこの犠牲者となった。今日は水遊びの日だ。カヌーと釣り堀での鮎釣りと水遊び場で昼近くまで遊び、近くの胎児温泉に行くことにした。胎児温泉で風呂から出てまっていると、さくたが顔面傷だらけで出てきた。どうも風呂場で前のめりに転んで顔面から出血したらしい。最後の犠牲者だった。なんとか16時過ぎに温泉を出発し、渋滞に二回巻き込まれ19時に入間の蔵ずしに到着し、ここで夕食を食べ帰宅した。なんか相当疲れたキャンプになった。でもこれが後で楽しい思い出になるのはよく知っている。