昨日は上野の国立科学博物館にて開催されている特別展のアンデス文明展に行ってきた。他の古代文明同様B?3000年からの社会や宗教儀式の成立、そして、他の地域との交流や戦争、インか帝国統一と西洋による植民地化と進め。この中で各時代では独自の芸術や生活が芽生えていく。BC1500年位からの神の偶像や焼き物の模様、そして紀元後300年からの高い精錬技術とその工芸品の質の高さは、他の文明と違いが出るところだ。しかし、南米への人類の移動は、たった二万数千年前とのことだが、この中で大陸と同様な文化の進展があるのは面白い。下写真の右三枚は、アンデス文明初期〜BC500年位までの発掘品。非常に原始的で宗教色が濃い。神の顔も原始的だ。
下写真は、中期〜AD1000年位まで、精錬技術が進み、見事な工芸品が現れる。右写真は純度の高い金で作られている。
後期インカ帝国まで、洗練された工芸品だ。最後は赤羽の古い酒場街で一杯。