14日(日)
朝は雨で天気も怪しかったが、7時予定よりいつものとおり30分遅れで赤木に出発した。しろ散歩アンドトレッキングということで、奥さんと長女と犬を乗せ赤木の大沼湖に到着。そのご2回分のトレッキングコースを回ったが、奥さんは最後の下山中、湿った岩で足を滑らせ、転倒し、頭をその岩で打ち、血が噴出した。下山中でどうすることもできず、急いでビジターセンターに駆け込み手当てをしたが、その時はもう出血は止まっていた。久しぶりに4時間以上のトレッキングとなった。赤城もいいところたくさんあるんだなー。大沼付近の駐車場に着いたのが、9時半。ここからまずは覚満淵にむけ、歩く。しかし、ほとんど山歩きすることなく覚満淵についてしまった。簡単に付いた割には景色は凄くいい。尾瀬や中禅寺湖対岸のような景色だ。このあとは、コースについていざこざがあったが、何とか小沼方面に向かった。
小沼近くまで来て長七朗山0.9kmの看板があったので、上ってみた。こっちは、あまり気軽に考えては大変なことになる山だった。兎に角、あまり人のいない頂上で一休みして、小沼方面へ。この先、広場があり、石が積み上げてあったが、長女が一番上の石を倒してしまった。これが、今回の悲劇の原因になった。小沼に着き、12時半くらいになっていたが、思ったより体力があまっていたので、もう一コース行ってみることにした。
これがその地蔵岳コース。頂上まで一気に直線的に上っていくため、非常にきつい。足ががくがくになる。そして頂上。ここでは、大沼、覚満淵、小沼と見渡せるので景色がいい。さて、下山して帰ろうか。
下山道はよくわからなかった。でも赤旗でしるしされている道はこれだ。急斜面に岩が敷かれているだけの道。仕方がなくこの道でまた直線的に下った行くことにした。いつまでたってもこんな歩きにくい道でまだかなーっと思っていたそのとき、悲鳴とともに、奥さんは仰向けに倒れた。軽く頭に当てた指先にはべっとりと血が。そして、首から血が滴り落ちてきていた。長女が長七朗山の積んだ石を倒した罰があたった。